鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR札沼線 浦臼-下徳富
「ハエタタキ」とは、ひと昔前の頃の線路脇に立ち並んでいた電柱のことで、それに単芯ケーブルが幾本も渡されて駅間を結び、鉄道電話などの通信に利用されていた。この形状は駅が多い幹線の電柱になると腕木(横棒)が長くなり、さらにその本数も増えるため、ここに付いた碍子とも相まったこの形が蝿叩きに似ていたことから、こんな俗称が付けられた。しかし、通信ケーブルの多芯ケーブル化により徐々に数が減り、現在では単芯ケーブルが張られた姿は、もう見られなくなったと思われていた。
しかし、その姿を見られる場所がまだあったのだ。 続きを読む
「車窓案内」タグアーカイブ
常磐線の復旧区間の線路移設部分を眺める
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[場所]JR常磐線 駒ヶ嶺-浜吉田
2011年3月11日の東日本大震災による津波で被災したJR常磐線の不通区間のうち、相馬-浜吉田 間の復旧工事が完成し、2016年12月10日に営業運転を再開した。これにより、常磐線の北部は先に運転再開されていた 小高-相馬 間と相馬駅で接続し、小高-岩沼 間が1つにつながった。 続きを読む
雨晴海岸の名の由来の岩
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[場所] JR氷見線 越中国分-雨晴
富山湾西岸を走る氷見線は、観光列車「べるもんた」が運行される程の景観路線だが、その中でも越中国分-雨晴にある雨晴海岸は絶景区間と言われている。富山湾に突き出した岩礁の先に北アルプス立山連峰の雪山を望む写真を見たことがある方は多いと思うが、それが将に雨晴海岸だ。 続きを読む
江ノ電の路側軌道
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[場所]江ノ島電鉄 七里ヶ浜-鎌倉高校前 極楽寺-稲村ヶ崎
江ノ島電鉄は鉄道事業法による鉄道だが、腰越-江ノ島 間には併用軌道が国交省の特認を得て存在しているのは有名で、商店街の道路の真ん中を鉄道車輛が堂々と走る光景は、この鉄道の代表的な景色として定着している感がある。 続きを読む