「東海道五十三次」タグアーカイブ

天井川掘削トンネル探訪(4)JR東海道本線・草津川…補足

草津駅前の中仙道&東海道jct.追分道標モニュメントの原物を訪ねてみた

[場所]JR東海道本線 草津-南草津

JR東海道本線 草津川隧道は2021年1月23日アップの記事「天井川の掘削トンネル探訪(4)JR東海道本線・草津川隧道」で紹介したが、その中で駅前に建立されている中仙道&東海道追分道標モニュメントを載せている。
さて、その道標モニュメントだが「左 中仙道美のぢ」と記された面が北東側なのが、実際の中仙道の分岐(交わる)方向とズレているようで、筆者的に何かしっくりこなかったので、気になる同モニュメントの元になった原物の草津宿追分道標を訪ねてきた。 続きを読む

天井川の掘削トンネル探訪(4) JR東海道本線・草津川隧道

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]JR東海道本線 草津-南草津

天井川の鉄道隧道の中でも掘削トンネルを
特に限定で訪ねる不定期シリーズです

鉄道の天井川トンネルというと、まず名が挙がるのが東海道本線の「草津川トンネル」だったりして、一般的にも有名な存在だが、実は2002年に下流部に草津川放水路が開削され流路を変更したため、天井川をなしていた旧河道は廃川になり、現在は水が流れていない。
とはいえ、未だに天井川トンネルは遺構として残っているし、このうちの逆U字形断面の隧道はどう見ても掘削トンネルと思われるので訪ねてみた。 続きを読む

富士山から初冠雪の便りが届くと行きたくなる場所

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]JR東海道本線 由比-興津 由比駅南南西約3km

富士山から「初冠雪の便り」が2019年は10月22日に届いたが、この言葉を聞くと、頂上に白雪を冠した富士山を仰ぎ見に行きたくなるのは筆者だけではないと思う。
さて、富士山を眺められる景観スポットは数々あるが、鉄道と絡めて見られる場所となるとやはり限られてこよう。
そんな中、筆者お気に入りの場所はJR東海道本線 由比-興津 間にある高台「薩埵峠」になる。 続きを読む

旧・東海道の宿場町の面影が残る町並みとC50

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR関西本線 関駅 北方350m付近~
在来線のJR東海道本線 熱田-草津 間は、江戸時代の東海道五十三次の 熱田(宮)宿-草津宿 間とは全く別のルートを通っており、なかでも岐阜-草津 間は「東海道本線」を名乗りつつ、ほぼ中山道に沿って敷かれていることは有名な話しだろう。では江戸時代の東海道の 熱田(宮)宿-草津宿 間はどこを通っていたのか? 鉄道路線と合致させようとすると少しずれるが大体でいうと、熱田-桑名-(JR関西本線)-柘植-(JR草津線)-草津 がほぼそれに沿ったルートになる。 続きを読む