「旧新橋停車場」タグアーカイブ

スタンプ物語37・大久保駅

車窓から冨士山が見えれば

何かきっといいことがある!?

代々木新宿は山手線で紹介しましたので、千駄ヶ谷の次は大久保になります。

大久保のスタンプは「新宿高層ビル街と富士山」。新宿西口から副都心にかけては都庁をはじめとする高層ビル群が美しく見え、天気がよい日には富士山も見えます。ビューポイントととしては高架になっている中央線の大久保~東中野間になるのですが、毎日で通勤しているわけではないので、いざ富士山を撮ろうと思ってもなかなか撮れません。写真は文京シビックセンターの案内板です。ここまできれいに富士山が見えるのは青空が出る冬の一時期といわれています。

山手線でも紹介しましたが、大久保駅の東200mのところには新大久保駅があり、その間に新大久保のスタンプで紹介した「皆中神社」があります。連日賑わいをみせるコリアンタウンは新大久保から東ですが、職安通り沿いまで広く韓国料理や、韓国グッズ、韓流スターの店が点在しています。
それ以外の史跡では駅から北西徒歩6分のところに鎧神社があります。醍醐帝(898~929)の時代に創建された円照寺の鬼門鎮護のために造られたそうで、社名は日本武命(やまとたける)が東征の際に甲冑六具を蔵(きす)めたことに由来しています。また天暦元年(947)に平将門(?~940)の鎧を埋めたことも伝わっています。明治期に摂社として祀られた天神社には享保6年(1721)の銘が刻まれた珍しい狛犬型庚申塔があり、区の有形民俗文化財に指定されています。
次回の停車駅は東中野駅です。


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※スタンプは紛失・摩滅・取替などの事情により、ない場合もございますのでご了承ください。また、駅員のいない時間帯は押せないこともありますのでご注意ください。

東京支社のスタンプが変わりました!

東京支社印が一新

黒一色からカラフルに!

ここのところ、忙しくてなかなか更新できず申し訳ありません。すでにスタンプ物語も山手線を一周し、次は中央本線に入ろうとしていたところですが、4月から、これまで黒一色で統一されていた東京支社77駅のスタンプが黒・赤・橙・緑・青などとカラフルになりました。

この色分けは昔の「わたしの旅スタンプ」のような目的別なのかどうかはまだ分かりませんが、印影も新橋駅では左の「浜離宮」から右の「旧新橋停車場」へと変わりました。他にも印影が変わった駅があるかもしれませんが、現在のところ確認できるのは当駅だけです。

やはり鉄道発祥の地として、JRでは2003年に復元した旧新橋駅停車場をアピールしたいのでしょう。印影が変わったからといって浜離宮恩賜庭園が閉園になったわけではありませんので、ご安心ください。新橋駅の項ですでに紹介しましたが、汐留口から徒歩5分の旧新橋駅停車場は鉄道歴史展示室として無料で解放されています。開館は11~18時。月曜(祝日の場合は翌日)休館ですが、駅とは別のスタンプもありますので、ぜひ押しに行きましょう。


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※スタンプは紛失・摩滅・取替などの事情により、ない場合もございますのでご了承ください。また、駅員のいない時間帯は押せないこともありますのでご注意ください。
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スタンプ物語3・新橋駅

汽笛一声・新橋から

ビル街のオアシス浜離宮を散歩

開業当初の新橋(汐留)駅(『回顧八十年史』)。右の復元された旧新橋停車場と見比べてみましょう。

鉄道唱歌でおなじみ「汽笛一声」の新橋駅です。
明治5年(1872)10月14日、新橋~横浜(現・桜木町)間に日本初の鉄道が正式開業し、以来10月14日は鉄道記念日となっています。まあ、ちょっと鉄道に詳しい方なら現在の新橋駅は大正3年(1914)に烏森駅から改称された駅で、旧新橋駅は国鉄の貨物駅となった汐留駅ということはご存知でしょう。その汐留駅も昭和61年(1986)に廃止され、跡地は国の史跡に指定。平成15年(2003)には旧新橋駅停車場として、開業当時の駅舎が再現されています。鉄道歴史展示室として無料で入館(月曜休)できますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか? 新橋駅汐留口から歩いて5分です。詳しくはこちらをご覧ください。

本題のスタンプは浜離宮恩賜庭園。新橋駅汐留口から徒歩12分のところにあります。これぞ徳川将軍家ゆかりの庭園。承応3年(1654)、甲府藩主松平綱重(6代将軍家宣の父)が当地に別邸を建てたのが始まりで、将軍家宣の代に大幅な改修が行われたといいます。江戸時代は浜御殿と呼ばれていましたが、明治以降は宮内庁の管轄となり、浜離宮と改められ、外国人を接待する迎賓館としても用いられました。戦後、都に下賜され、昭和21年(1946)に都立庭園として一般に開放されるようになりました。
四季折々の花も見事ですが、当園の魅力は東京湾の海水を引き入れた「潮入りの池」でしょう。池にボラやセイゴ、ハゼなどが泳いでいるってなんか竜宮城の趣がありませんか(乙姫様はいませんが)。それに四季の花々や野鳥の宝庫としても知られ、水上バスの発着地にもなっています。浅草・両国およびお台場や葛西臨海公園などへはちょっとしたクルーズもおもしろいかもしれません。詳細はこちらをご覧ください。

現在は破棄されてしまったようですが、これ以前のスタンプでは、鉄道唱歌の碑とSLが描かれていました。鉄道唱歌は明治33年(1900)に大和田建樹の作詞で、駅前には鉄道唱歌の歌碑とSLのC58の動輪があります。さらに日比谷口のSL広場には、C11が静態保存されており、12時、15時、18時の1日3回汽笛が数秒間鳴るそうです。汽笛に耳をすませば、やはり新橋は「鉄道発祥の地」ということが実感できるのではないでしょうか。
次回の停車駅は浜松町です。


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※スタンプは紛失・摩滅・取替などの事情により、ない場合もございますのでご了承ください。また、駅員のいない時間帯は押せないこともありますのでご注意ください。