「大阪線 (近鉄)」タグアーカイブ

標準軌と狭軌の異ゲージが4線軌条で敷設されている駅

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[場所]近畿日本鉄道 橿原神宮前駅

日本の私鉄・公営鉄道には、京王電鉄や東京都交通局など異なるゲージの鉄道路線を保有・運営している鉄道会社が数社存在している。この中にはJR新幹線や箱根登山鉄道のように異ゲージ路線が重なる区間で3線軌条になっている路線もある。しかし、これらの鉄道は1社を除いて各ゲージごとに検車区などを有しているため、検査のため駅などで台車振替をしてまで、異ゲージ路線へ乗り入れる必要がない。
さて、上記「1社」とは近畿日本鉄道(以後「近鉄」と表記)のことで、他の異ゲージを保有・運営している鉄道会社とは異なり、狭軌1,067mmゲージの電車が検車のため、台車を振替て回送列車として標準軌区間へと乗り入れてくる。 続きを読む

近鉄タイプ剛体架線云々補足…コンパウンドカテナリ篇

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[場所]近畿日本鉄道大阪線 大阪教育大前駅など

近鉄タイプ剛体架線、いわゆる吊架剛体カテナリ架線の解説と、そのカテナリ架線との切替部分の説明は2020年3月5日アップ「近鉄タイプ剛体架線⇔カテナリ架線切替部分が間近に見れる駅」で記事にさせていただいた。ところで、その中で吊架剛体コンパウンドカテナリ架線⇔コンパウンドカテナリ架線切替部分が間近に見れる駅が大阪線西青山駅だけのように書いてしまったが、実はそんな切替部分が間近に見れる駅がまだあることに、先日に大阪線の運転席後部で前方を眺めていて発見した。 続きを読む

近鉄タイプ剛体架線⇔カテナリ架線切替部分が間近に見れる駅

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[場所]近畿日本鉄道大阪線 西青山駅

剛体架線とは、一般的にはトンネルなどの天井に支持碍子を介して取り付けたアルミ合金製T形材の下にイヤー・イヤーボルトでトロリー線を固定した架線のことで、地下鉄などに多く見られる。なので、地下鉄を多く利用する人の剛体架線のイメージはそのようなモノだろう。
ところで近鉄線にもトンネルや地下区間があるが、この一部区間では剛体架線が採用されている。ただ近鉄の場合はその中に独特の剛体架線が張られた所がある。 続きを読む