秋の乗り放題パスとは
10月14日の鉄道の日を記念して発売されていた「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の後継として「秋の乗り放題パス」が発売されたのが「秋の乗り放題パス」です。
2012年10月より発売が開始されたこのきっぷ、2014年も発売されています。
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10月14日の鉄道の日を記念して発売されていた「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の後継として「秋の乗り放題パス」が発売されたのが「秋の乗り放題パス」です。
2012年10月より発売が開始されたこのきっぷ、2014年も発売されています。
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北海道新幹線開業でJR北海道から経営分離される江差線の五稜郭~木古内駅間。
これを運営する第三セクターの会社名を募集しています。
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連載の「スタンプ物語」ですが、本日の12月10日から今冬の「青春18」の利用が始まりましたので、閑話休題。今回は「青春18きっぷ」について書きます。
「青春18」は国鉄末期の昭和57年(1982)に発売されてから来年(2012年)で30年目を迎えようとする超ロングセラーのフリーきっぷです。
値段は5日(回)分で1万1500円。学割や子ども料金の設定はありません。連続して使う必要はなく、有効期間内であれば飛び飛びで利用できます。5回分なので最大5人までのグループでも使えますが、5回分が1枚のきっぷになっているため、同一行程という条件がつきます。
最大の魅力は、JRの鉄道全線の快速・普通列車の自由席に限り乗り放題となるところにあります。船はJR西日本の宮島航路、バスは列車代行バスに限り利用できます。快速・普通列車の指定席・グリーン車自由席は、指定席料金・グリーン料金を、ライナーは乗車整理券を別途購入すれば利用できます。ただし、特急・急行は利用できませんので、特急・急行に乗車の場合は特急・急行券のほかに、利用区間の乗車券も別に必要になりますが、特例としてJR北海道の石勝線新夕張~新得間、津軽海峡線蟹田~木古内間、JR九州の宮崎~南宮崎~宮崎空港間は、「青春18」で特急の普通車自由席に限り利用できます。また昨年の東北新幹線全通に伴い、第3セクターとなった青い森鉄道の八戸~青森間は途中下車(JRと接続する野辺地を除く)しない限り、線内の普通・快速列車に乗車できます。
そして「青春18」の強い味方になってくれるのが、「ムーンライト」に代表される臨時夜行快速です。指定席券510円が別途必要になりますが、東海道本線東京~大垣間を走る「ムーンライトながら」の場合は、日付が変わる小田原までの乗車券1450円を買い求めて利用すれば、その日のうちに九州まで移動できるというすぐれものです。ただし、毎年シーズン中は1カ月前10時の指定席券発売開始からすぐ完売になってしまい入手困難になっています。
今冬のムーンライト運転日は下記の通りとなっています(※運転日は始発駅を発車する日です。念のため時刻表で確認ください)。
ムーンライトながら
(下り)東京2310→大垣553/2011年12月22日~2012年1月8日
(上り)大垣2249→東京505/2011年12月23日~2012年1月9日
ムーンライトえちご
(下り)新宿2310→新潟451
(上り)新潟2336→新宿510
2011年12月22日~2012年1月4日、1月6~9日
ムーンライト信州
(下り)新宿2354→白馬540 ※上りはなし
2011年12月22・29・30日、2012年1月6日
「ムーンライト」を利用しなくても、1日(回)分は2300円なので、片道70キロ以上乗って往復すればモトは取れますので、肩肘はらず時には特急・急行も別料金で利用すれば、旅の楽しみ方も増えるというものです。
ところで「青春18」には、冒頭で紹介したマルス発券のものとは別に、通称「赤券」といわれる常備券の「青春18」がファンの間で根強い人気を誇っています。ただこの券はJR東日本とJR東海では、すでに発売しておらず、他の会社でもごく一部の駅に限られているようで、入手が困難になっています。郵送販売を行わなくなった駅もありますので、事前に確認したほうがいいでしょう。
最後に最近はスローライフの楽しみとして、とくに年配の方の利用が増えているため、よくネーミングから若者向けと誤解を招いていますが、年齢制限はありません。「18歳の青春の心をいつまでも持ち続ける旅を」という意味から名づけられたものです。それではみなさん、「心はいつも18歳」で自由気ままな汽車旅を楽しみましょう! 今冬の利用期間は2012年1月10日までです。