「保存車」タグアーカイブ

駅前などにある鉄道系展示品を訪ねる(10) 長野県・軽井沢駅

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]しなの鉄道しなの鉄道線 軽井沢駅

駅ナカや駅近の鉄道にまつわるオブジェや
モニュメントを訪ねる不定期シリーズです。

(旧)軽井沢駅舎記念館は現役の駅出改札口としても使用

長野県の しなの鉄道 が開業20周年を迎えた2017年10月27日に、その記念事業の一貫で軽井沢町立「(旧)軽井沢駅舎記念館」を しなの鉄道 が借り受け、復活させ旧駅舎口として使用を開始した。それに合わせるように、(旧)軽井沢駅舎記念館周辺を「旧駅舎ゾーン」として整備し、それまで駅構内旧1番線に保存されていた車輛群の設置場所の見直しも行い、旧駅舎ゾーンの一角に文化財保存施設のように展示公開された。 続きを読む

車窓を楽しませてくれる遊び心溢れた工場オブジェ・西の横綱

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]JR東海道本線 高槻-摂津富田

当サイト2019年2月8日アップの「車窓を楽しませてくれる遊び心溢れた工場オブジェ・東の横綱」(←その記事はココをクリック)で、JR常磐線 取手-藤代 間にある 巨大カップヌードル の形をした排気筒を、工場の一角を利用したユニークな製品オブジェの「東の横綱」として紹介しているが、それなら「西の横綱」が何処になるのか気になった方が少なからずいるのではないだろうか 続きを読む

DENCHAに乗ってみよう

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内
[場所]JR筑豊本線 若松-直方など
DENCHAとは、近郊形交流用蓄電池駆動電車BEC819系に付けられた愛称で、「Dual ENergy CHArge train」の略称(大文字が抜き出し部分)になる。
このBEC819系は、交流電化区間では普通の電車のようにパンタグラフを上げて架線集電により、非電化区間では車載した蓄電池からの電気により、ともに主電動機を制御・駆動して走行する。コンセプト的には当サイト2015年7月29日アップ「ACCUMに乗ってみよう」(←その記事はココをクリック。なお、その記事内ではACCUMは限定運用になっているが、現在は全列車がACCUMになっている。)のEV-E301系に似ているが、そちらは直流1,500V用で、BEC819系は交流20kV60Hz用の違いがある。 続きを読む

駅前などにある鉄道系展示品を訪ねる(5) 千葉県・津田沼駅

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] JR総武本線 津田沼駅界隈 & 新京成電鉄 新津田沼駅界隈
駅ナカや駅近の鉄道にまつわる文化財やモニュメントを訪ねる不定期シリーズです
不定期シリーズと謳いながら見出しが定まらない当連載だが、紹介している対象がオブジェだったり保存展示物だったりとマチマチなので、そこのトコロはご勘弁いただきたい。
さて今回は、千葉県の北西部にあるJR総武本線 津田沼駅界隈の文化財やモニュメントを紹介していこう。ちなみにこの駅は新京成電鉄 新津田沼駅との乗り換え駅になっているが、やや離れているため、紹介物件との位置関係はJR線 津田沼駅を基準に解説させていただいた。 続きを読む

駅前などにある鉄道系展示品を訪ねる(4) 宮城県・利府駅

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR東北本線 利府駅周辺
駅なかや駅近の鉄道にまつわるオブジェやモニュメントを訪ねる不定期シリーズです
JR東北本線の利府駅は、いまでこそ枝線の終着駅ように見えてしまうが、かつては線路がここから先の現・品井沼駅までつながっており、東北本線の中間駅だった。ところが、この利府-品井沼 間には16.7‰の勾配があり、これを避けるために1944年11月15日に「海線」と呼ばれる 陸前山王駅 を経由する迂回線が開通、従来の線路は「山線」と呼ばれるようになった。さらに1962年4月20日には山線の松島-品井沼 間が廃止、同年7月1日に利府-松島 間が廃止され、この時に利府駅は枝線の終着駅になった。 続きを読む