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[場所]第三セクター鉄道等協議会加盟40鉄道
日本に第三セクター鉄道は数々あるが、その中で旧国鉄線・鉄建公団建設線・JR線を転換の40社が参加する「鉄印」なる風習(笑)が2020年7月10日からスタートした。
「鉄印」とは、第三セクター鉄道等協議会加盟40社の代表駅にて拝受できる、神社や寺院の御朱印帳をモチーフにした鉄道版のオリジナル印のことで、これを受けるためには同協議会が作成した御朱印帳のような冊子「鉄印帳」が必要になる。 続きを読む
[場所]第三セクター鉄道等協議会加盟40鉄道
日本に第三セクター鉄道は数々あるが、その中で旧国鉄線・鉄建公団建設線・JR線を転換の40社が参加する「鉄印」なる風習(笑)が2020年7月10日からスタートした。
「鉄印」とは、第三セクター鉄道等協議会加盟40社の代表駅にて拝受できる、神社や寺院の御朱印帳をモチーフにした鉄道版のオリジナル印のことで、これを受けるためには同協議会が作成した御朱印帳のような冊子「鉄印帳」が必要になる。 続きを読む
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昭和6年(1931)に北陸本線福井駅で誕生したといわれる駅スタンプ。その後、DISCOVER JAPAN、一枚のキップから、いい日旅立ち、わたしの旅スタンプなどのキャンペーンを経て変遷し、現在もなおJRやその他の私鉄、第3セクターで新印が設置されるなど、根強い人気を誇っています。デジタルにはない現地へ行って押す楽しみもあるからでしょう。本書ではJR東日本東京支社77駅、都営地下鉄102駅の全駅の印影を紹介し、状態から設置場所まで完全把握。スタンプの歴史やスタンプの押し方なども掲載し、1冊で94個も押せるお買い得スタンプ帖です。
ここんところ忙しくてなかなか更新できないままですが、スタンプ物語でおなじみの東京支社印が、2013年3月下旬に入って、従来の縦横65ミリから50ミリの小型化された新印に置き換わっています。2012年4月に色別化されたばかりだったので、この更新の早さはちょっと驚きでした。
印影のほうは基本的に旧印を踏襲していますが、77%の縮小にともない、デザインや文字の位置に若干の相違がみられる印もあります。
先日、4月28日に西荻窪駅で新旧印が一緒に設置されていましたので、両者のスタンプを並べて押してみましたが、左が従来あった旧印で、右が小型化された新印です。
4月に入って急速に新印に置き換えが進んだようですが、STATION STAMPのサイトの情報によりますと、4月26日現在では、八丁堀、新松戸、取手の3駅だけが旧印で残されているそうです。
いずれにせよ、印影に変化がないということでしたので、新印をまだ押していない駅は旧印で紹介することになりますが、今後とも鉄道旅のガイド「スタンプ物語」をご愛読のほどよろしくお願いします。
※スタンプは紛失・摩滅・取替などの事情により、ない場合もございますのでご了承ください。また、駅員のいない時間帯は押せないこともありますのでご注意ください。
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しばらく更新ができぬままになっていましたが、緊急ニュースです。
去る4月14日に「第1回長良川鉄道facebookオフ会お花見in北濃」があり、参加した脚で北濃駅に記念スタンプを寄贈するに至りました。
こちらがスタンプで、印影は北濃駅構内にある国登録有形文化財の転車台と開業当初の木造駅舎、当駅から徒歩1時間30分ほどかかりますが、落差60m、幅7mの阿弥陀ヶ滝です。
北濃駅の転車台は、現在こそ使われていませんが、明治35年(1902)のアメリカ製で、東海道本線岐阜駅で使われていたものを昭和9年(1934)8月、越美南線が北濃まで開業した際に移設されたものです。その後、昭和44年(1969)まで蒸気機関車の前後の向きを変えるために使われ、昭和61年(1986)に第3セクターの長良川鉄道に転換された際もレールバスの転回に使われたそうです。開設70周年となる平成16年(2004)に鉄道文化遺産として保存されることが決定したそうで、現在はテーブル内にこんこんと清水が湧出しています。
旧スタンプにも描かれていた阿弥陀ヶ滝(左)は北濃駅から4.5km離れており、徒歩1時間30分かかるのですが、夏季は1日3本ながら郡上市自主運行バス石徹白線が運行されており、北濃駅からバスで約8分、阿弥陀ヶ滝で下車して徒歩20分です。北濃11時50分着の1本で接続し、阿弥陀ヶ滝を見学して約1時間で折り返してくることもできますが、日曜、祝日は運休と冬季(11~3月)は時刻が違いますのでご注意ください。
そして北濃駅には開業当初の木造駅舎(右)が残されています。国鉄時代は有人駅でスタンプも設置されていましたが、第3セクター転換後に無人駅となりました。その後、駅舎にラーメン屋『福乃屋』が入り、スタンプもあったそうですが、2000年代に閉店し、スタンプの所在も不明のまま、長らく無人状態となっていたのです。
しかし、平成23年(2011)6月にこの駅舎内に食事処『花まんま』が入りました。地元の兼業農家で野菜や米などを「道の駅」に出荷していた日置摩利子さんら女性6名が、「作ったものを加工して売りたい」という想いから開業に至ったそうです。
営業時間は9~16時で水・木曜定休日。実質、日中の列車2本の折り返し30分しか書き入れ時はないのですが、北濃駅を訪れる観光客に安らぎを与えてくれます。少しでも利用客が増えて欲しいとの願いから、同年2月スタンプ寄贈の話を持ちかけ、2カ月後に実現に至ったもので、プレゼンターは昭和57年(1982)8月に国鉄のキャンペーン「チャレンジ20,000キロ」で、越美南線(現・長良川鉄道)を初制覇し、その後、国鉄全線完乗を達成した岩田君(右)で、受け取ったのが女将の日置摩利子さん(左)です。
スタンプは『花まんま』に設置されていますが、営業時間外と定休日は押印することができませんので、ご注意ください。
『花まんま』では、そばやうどん、弁当などの食事もできるほか、コーヒーも飲め、焼そばやお好み焼き、弁当は持ち帰りもできます。また休憩所としてお茶のサービスがあり、冬場にはコタツや囲炉裏もあって家庭的。店を営む方も話好きで話しこんでいるとあっという間に列車の時間が来てしまうのが名残惜しいぐらいです。
ここでメニューの一部を紹介します。
鮎ごはん500円(左上)。甘露煮の郡上鮎と炊き込みの味付けご飯が美味しく、もうこれ掛紙さえつければ立派な駅弁。他に栗おこわや、きのこごはんなど季節に合わせたお弁当があります。山菜そば400円(右上)は奥美濃の清流で育んだ蕎麦とツユが絶品。もう立派な駅そば!お好み焼き300円(左下)と焼きそば300円(右下)も持ち帰りできますが、やはりでき立てのアツアツがおいしい。
ごへいもち200円(左上)は味噌とエゴマの2種のタレがあり、もち米にマッチしておいしく、コーヒー200円(右上)も奥美濃の湧水でつくられています。おつまみが付くのは東海地方ならではのおもてなし。
そして僕が全国で食した大福のなかでは間違いなく5本の指に入るのがよもぎ大福(左下)です。他にきなこ・豆・あずき・あぶらえなどもありますが、手作りで生地によもぎがしっかり練りこんであって濃厚な味で絶対におすすめ。美味しいと評判のため、遠方からお土産に大量に買い付ける人もいるとか。
他にもじねんじょせんべい・とちの実せんべいなどの地元の銘菓(右下)や長良川鉄道グッズも一部販売しています。ぜひスタンプ押印のついでに食事や買い物も楽しんでいってください。