「宮城県」タグアーカイブ

常磐線の復旧区間の線路移設部分を眺める

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR常磐線 駒ヶ嶺-浜吉田
2011年3月11日の東日本大震災による津波で被災したJR常磐線の不通区間のうち、相馬-浜吉田 間の復旧工事が完成し、2016年12月10日に営業運転を再開した。これにより、常磐線の北部は先に運転再開されていた 小高-相馬 間と相馬駅で接続し、小高-岩沼 間が1つにつながった。 続きを読む

JR東日本 HB-E210系の車内設置のハイブリッド・モニタでエネルギーの流れを知ろう

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] JR東日本 東北本線 仙台-仙石線 石巻 間

鉄道友の会が、前年に営業運転を開始した新造車・改造車の中から優れた車輛に贈られるブルーリボン賞とローレル賞の、2015年の選定車輛が2016年5月24日に発表され、ブルーリボン賞に「阪神電気鉄道5700系」が、ローレル賞には「JR東日本 HB-E210系」と「四日市あすなろう鉄道 新260系」が選ばれた。
この選定車輛の中で『HB-E210系』は、当サイトで「仙石東北ラインに走っているのは どんな車輛!?」(←その記事はここをクリック。)とのタイトルで2015年9月16日付で取り上げている。しかしその記事の中で、エネルギーの流れを乗客に示す『ハイブリッド・モニタ』の映像を載せなかったため、いずれ掲載しようと思っていたので、同車がローレル賞に選定されたのが良いタイミングと思い、このたび紹介させていただいた。合わせて読んでいただくと有りがたい。 続きを読む

仙石東北ラインに走っているのは どんな車輛!?

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。

仙石東北ラインのおさらいをしよう

2015年5月30日にJR仙石線が全線運転再開とともに、同日に仙石東北ラインが運行を開始。東北本線の仙台駅から東北本線を走行して、松島駅仙台寄り約600mにある分岐点(営業上は松島駅構内)から接続線を介し、300m先にある分岐点(営業上は高城町駅構内)から仙石線に入り、石巻駅まで直通運転を開始している。 続きを読む

JR常磐線 不通区間を訪ねてみた

[場所] JR常磐線 竜田-原ノ町・相馬-浜吉田

常磐線の不通区間を訪ねてみました

2015年6月時点での常磐線の不通区間は2区間あり、そのうち、浜吉田-相馬間は山側にルートを変更して、2017年春の復旧を目指して工事真っ盛りであり、現時点で運行中の相馬-原ノ町間からその南側、原ノ町-小高間は2016年春、小高-浪江間は2017年春、そして帰還困難区域を挟んだ富岡-竜田間は2018年春の復旧を目指して、それなりに工事が進展中である。
なお、今回は常磐線を北側から辿ったため、区間の表記は北->南に統一させていただいた。また、日々変化がある区間であるため、撮影した年月日が2015年6月18~19日であることも記しておく。 続きを読む

JR気仙沼線BRTに乗ってみました 気仙沼 -> 柳津

鉄道旅を一層たのしくする車窓案内シリーズです。
今回は東北地方。JR気仙沼線です。

震災からバスで仮復旧!BRT

今回は鉄道ではなく、BRTの車窓案内をいたしましょう。
まずBRTとは何か。それは『バス・ラピッド・トランジット』の略で、海外では大都市内にバス専用道路を作り、バスが混合交通における渋滞での遅延回避や、専用道を作ったことにより大容量車輌を導入して大量輸送を可能にしたシステムを指す場合が多いが、日本では鉄道線の廃線跡をバス専用道路に転用して、バスの速達性を向上させたシステムを指す場合が多い。近年に運行開始された路線としては、日立電鉄線を転用した ひたちBRT、鹿島鉄道線を転用した かしてつバス等がこれにあたる。また廃線ではないが、今回紹介のJR気仙沼線気仙沼駅-柳津駅間や、JR大船渡線 気仙沼駅-盛駅間に運行されているバスもBRTと呼ばれている。 続きを読む