「連載記事」カテゴリーアーカイブ

身近に見られるノーズ可動式ポイント 京浜急行電鉄本線 生麦駅

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。

[場所]京浜急行電鉄 生麦駅

ノーズ部分も動く!隙間無しのポイント

レール方式の鉄道のポイント(分岐器)のクロッシング部には、車輪のフランジを通すためにレールに切り欠きが設けられているということは、鉄道が好きな人なら皆が解っていることと思うが、このクロッシング部の切り欠きをノーズ部が動くようにしてレール間に隙間ができないようにしたものがノーズ可動式ポイントといい、新幹線で使用されているということも、かなりの人は知っているだろう。 続きを読む

荒川中川橋梁 東京メトロ東西線 南砂町-西葛西

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
今回は東京。いつも乗っている方も多いと思いますが、知ってると面白いですよ。

今と橋を架けた当初とではまるで地形が違う!?

東京都の荒川放水路と中川に架かる東京メトロ東西線・荒川中川橋梁は、下路ワーレントラス橋が川から見て堤防の外の市街地部分にまで伸びているが、なぜそんな構造になっているのか、疑問に思っている人は多いのではなかろうか。実は、これには東岸の西葛西寄りに限っていえば、建設時の状況が大きく関わっているのだ。
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JR気仙沼線BRTに乗ってみました 気仙沼 -> 柳津

鉄道旅を一層たのしくする車窓案内シリーズです。
今回は東北地方。JR気仙沼線です。

震災からバスで仮復旧!BRT

今回は鉄道ではなく、BRTの車窓案内をいたしましょう。
まずBRTとは何か。それは『バス・ラピッド・トランジット』の略で、海外では大都市内にバス専用道路を作り、バスが混合交通における渋滞での遅延回避や、専用道を作ったことにより大容量車輌を導入して大量輸送を可能にしたシステムを指す場合が多いが、日本では鉄道線の廃線跡をバス専用道路に転用して、バスの速達性を向上させたシステムを指す場合が多い。近年に運行開始された路線としては、日立電鉄線を転用した ひたちBRT、鹿島鉄道線を転用した かしてつバス等がこれにあたる。また廃線ではないが、今回紹介のJR気仙沼線気仙沼駅-柳津駅間や、JR大船渡線 気仙沼駅-盛駅間に運行されているバスもBRTと呼ばれている。 続きを読む

市振駅のランプ小屋 えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン

鉄道旅を一層たのしくする車窓案内シリーズです。今回はランプ小屋
ランプ小屋ってなんでしょうか??

「日本海ひすいライン」をおさらいしよう

2015年3月14日に整備新幹線である北陸新幹線の長野駅-金沢駅間が開業したことにより、並行在来線の経営分離が行われ、JR線であった信越本線の長野駅-直江津駅間と北陸本線の直江津駅-金沢駅間は、それぞれの県の第三セクター法人が運営する路線として、県ごとに分割された。 続きを読む

綾戸渓谷と穴道 上越線 津久田 – 岩本

鉄道旅を一層たのしくする車窓案内シリーズです。今回は上越線。

上越線の絶景「綾戸渓谷」

上越線は、1982年の上越新幹線開通以前は首都圏と新潟圏を結ぶ大動脈であり、上越新幹線開通後も、水上などの有数の温泉地を結ぶ観光路線であるので、上越線利用中に、津久田駅から岩本駅側に4km程進んだ地点で棚下トンネルを抜けたとたんに渓谷が開け、そこで鉄橋を渡る一瞬に見られる絶景を記憶している方も多いと思う。 続きを読む