「連載記事」カテゴリーアーカイブ

元・国鉄熱塩駅を利用した日中線記念館

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] 元・国鉄日中線 熱塩駅

「日中に走らない日中線」と揶揄された元・国鉄日中線は、福島県会津地方の喜多方駅と熱塩駅を結んでいた11.6kmの鉄道路線。上記の皮肉の通り1日朝夕夜3往復しか列車が走らなかったような閑散路線ということもあって、1981年9月18日に第1次特定地方交通線として廃止承認。1984年3月31日に『さようなら日中線号』が運転され、翌日付で全線が廃止された。だが、終着駅であった熱塩駅の駅舎は『日中線記念館』として保存され、往時の面影を今でも見ることができる。 続きを読む

江ノ電の路側軌道

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]江ノ島電鉄 七里ヶ浜-鎌倉高校前 極楽寺-稲村ヶ崎

江ノ島電鉄は鉄道事業法による鉄道だが、腰越-江ノ島 間には併用軌道が国交省の特認を得て存在しているのは有名で、商店街の道路の真ん中を鉄道車輛が堂々と走る光景は、この鉄道の代表的な景色として定着している感がある。 続きを読む

つくば市さくら交通公園に保存されている東名ハイウェイバス・第1号車

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所] TX つくば駅 東方約1km

この記事は姉妹サイト『BusFan.jp』の中のシリーズとして、全国の公園などに展示されている『保存バス』を巡る不定期連載コーナーからの転載です。「国鉄バス」のネタということでこちらにも掲載しました。
次回以降、このシリーズの当サイトへの掲載はありませんので『BusFan.jp』のチェックも、ぜひともお願いいたします。 続きを読む

小松のKOMATSU930E

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]JR北陸本線 小松駅

JR北陸本線を金沢駅方から上り列車に乗車すると、小松駅手前で車窓左手に、黄色くて巨大なダンプトラックが展示保存されているのが目撃できる。これは“KOMATSU930E”という、海外の露天掘り鉱山などにおいて、採掘所で採れた岩石や土砂をクラッシャー(岩石を砕いて目的の鉱物を探し出す場所)まで運ぶ作業をしている車輛で、岩石などを約300トンも積載することができる能力を持っている。 続きを読む

SANZEN HIROBAを訪ねてみた

鉄道旅を一層たのしくする車窓・施設案内シリーズです。
[場所]京阪本線 樟葉駅 東口前
大阪府枚方市の樟葉駅前にあるショッピングセンターのKUZUHA MAUL南館ヒカリノモール1階に、初代3000系テレビカーが「デジタル動態保存」展示されていることは、当サイトの読者ならご存知と思うが、その保存スペースは『SANZEN HIROBA』と名付けられ、この保存車の他にも、京阪電車の運転シュミレータの設置や、さまざまな鉄道グッズの展示があり、京阪電車を見て、知って、体感できるゾーンになっているのだ。 続きを読む