「連載記事」カテゴリーアーカイブ

小田急VSE2023年秋頃引退予定

連接車ロマンスカーVSE引退まで1年を切った!!

[場所]小田急電鉄小田原線・多摩線

小田急電鉄ロマンスカーVSE(50000形)は、2022年3月11日に通常ダイヤでの定期運行を終了した。ところが、VSEが小田急線を走行する姿を未だよく見かける。小田急に詳しい方にはイマさらネタだが、これはVSEの検査周期が切れる2023年秋頃までは、イベント列車や貸切ツアーでは運行されているからになる。ということで、この度2022年の冬を迎えたので本気でVSE引退まで1年を切ったことになる。 続きを読む

保存航空機と保存鉄道車輛の両方がある南国九州の街

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[場所]鹿児島県鹿屋市

鹿児島県の鹿屋市は、いまでこそ鉄道が通っておらず、したがって駅もないが、かつては志布志駅と国分駅を結ぶ国鉄大隈線が鹿屋市には通っていて、同線がJR発足直前の1987年3月14日付で廃止されるまでは同市内には駅があった。
このことを後世へと伝えるために、大隈線鹿屋駅跡地に隣接した場所に「鹿屋市鉄道記念館」が1988年9月28日に開館。ここにはキハ20形気動車やモータカーなどが保存展示されている。 続きを読む

標準軌と狭軌の異ゲージが4線軌条で敷設されている駅

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[場所]近畿日本鉄道 橿原神宮前駅

日本の私鉄・公営鉄道には、京王電鉄や東京都交通局など異なるゲージの鉄道路線を保有・運営している鉄道会社が数社存在している。この中にはJR新幹線や箱根登山鉄道のように異ゲージ路線が重なる区間で3線軌条になっている路線もある。しかし、これらの鉄道は1社を除いて各ゲージごとに検車区などを有しているため、検査のため駅などで台車振替をしてまで、異ゲージ路線へ乗り入れる必要がない。
さて、上記「1社」とは近畿日本鉄道(以後「近鉄」と表記)のことで、他の異ゲージを保有・運営している鉄道会社とは異なり、狭軌1,067mmゲージの電車が検車のため、台車を振替て回送列車として標準軌区間へと乗り入れてくる。 続きを読む

天井川の掘削トンネル探訪(7) JR七尾線・宝達川隧道

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[場所]JR七尾線 免田-宝達

天井川の鉄道隧道の中でも掘削トンネルを
特に限定で訪ねる不定期シリーズです

天井川といえば近畿地方(便宜的に岐阜県美濃南西部を含む)にあるイメージが強いが、なんと北陸能登のJR七尾線沿線にも存在している。それが能登半島南西部から日本海へと流れ込む宝達川になる。
区間的には免田-宝達 間で、天井川である宝達川の下を隧道にてくぐっている。
というわけで「天井川の掘削トンネル探訪」シリーズの一つとして、そんな宝達川隧道を訪ねてみた。 続きを読む

日本の鉄道開業150年に寄せて旧・横浜駅を訪ねてみた

鉄道開業の話題は新橋(汐留)駅だけじゃない、旧・横浜(桜木町)駅にも注目してほしい

[場所]JR根岸線 桜木町駅

当サイトは鉄道系なので「鉄道開業150年」のまつり(笑)には強いて迎合しないつもりでいたが、このまつり(笑)で新橋駅はそれなりに紹介されているけれども、鉄道開業当時に新橋駅と同時開業の終着駅側「横浜(現・桜木町)駅」が、あまりにも話題にならなく寂しいので、横浜(桜木町)駅にも鉄道開業時に関わる展示があることをココで報じたく記事を書かせていただく。 続きを読む