秋本敏行 のすべての投稿

秋本敏行:のりものカメラマン 1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカ メラマン・チームの一員として参加して、1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わ る。その後に自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。日本 国内の鉄道・軌道の営業路線全線を完乗している。

空鉄をメインにした「地上絵」写真展…ふげん社にて

吉永陽一氏が国内外で撮影した空撮写真約40点を展示

会期…2023年6月15日(木)~7月2日(日)(※月曜日は休廊)

[場所]コミュニケーションギャラリーふげん社

鉄道の空撮をライフワークに活躍する写真作家・吉永陽一氏が「空鉄」をテーマにした空撮の写真展を開催する。同氏は毎年「空鉄」をテーマにした写真展を催しているので、鉄道写真を撮っている皆さんの多くはこの名前をご存知だろう。そんな氏が、本年も東京都目黒区の「コミュニケーションギャラリーふげん社」にて、空撮をメインとした写真展を開催することになった。 続きを読む

大阪地下鉄御堂筋線新大阪駅のトレインビュースポット

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]大阪メトロ御堂筋線 新大阪駅

大阪メトロ(大阪市高速電気軌道/大阪地下鉄)御堂筋線は元・大阪市営地下鉄の路線で、地下鉄と言いながらも中津駅北方500mあたりの地点から地上に出て、その先は新御堂筋の上下線の間を通って、地上線で江坂駅に至っていること。そしてこの地上区間の途中には新大阪駅があることも、当サイトの読者ならご存知だろう。
さて、この地上にある大阪メトロの新大阪駅だが、駅プラットホームの北寄り(江坂方)端に「トレインビュースポット」なる待合室が設置されており、北方にある引き上げ線に停まる電車や、発車・到着する電車をガラス越しに眺めることができる。 続きを読む

アオシマ1/45プラモ EF66 27号機が流通限定で発売

株式会社ダイモ70周年記念特別企画商品

青島文化教材社プラモデル1/45トレインミュージアムOJシリーズNo.SP電気機関車EF66 27(ニーナ)

JR貨物のアイドル・ロコ 「ニーナ」ことEF66 27号機の1/45スケール・プラモデルが大阪にある模型などホビーの卸売問屋「株式会社ダイモ」の企画により青島文化教材社から発売された。
1/45スケール・トレインミュージアムOJシリーズのEF66としては、以前に3度ほど「No.4後期型」「No.5前期型」「No.7後期型貨物更新機」がすでに発売されているが、この度の「EF66 27」は、そのSP版「流通限定商品」になる。 続きを読む

不定期連載 終着駅と界隈探訪…栃木県葛生駅

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

かつてセメント輸送で賑わった東武鉄道佐野線の貨物拠点駅はイマ

[場所]東武鉄道佐野線 葛生駅

終着駅の駅ナカや駅近を訪ねる不定期シリーズです

東武鉄道葛生駅は佐野線の終着駅で、旅客ホーム1本と電留線2本(架線が張られている線のみカウント)を擁している。この葛生駅に筆者が初めて訪れたのは1974年で、旅客ホームが1本なのはイマと変わらないけれども、当時は、佐野線にセメントや骨材を輸送するための貨物列車が走っていた時代だったので、構内に広いヤードがあり、側線ではEL牽引の貨物列車が何本か発車を待っている貨物ターミナル駅らしい光景が眺められた。さらに現在の車止めから先には貨物線の線路が伸びていて、貨物列車的にはある意味中間駅でもあるという雰囲気の構内の駅だった。と、そんな昔を懐古するべく、いまの葛生駅を訪ねてみた。 続きを読む

静岡ホビーショー第61回…鉄道系展示巡覧=後篇

まずは各ブースを巡って目にした鉄道系の展示品を大まかに紹介/その2

[場所]ツインメッセ静岡

静岡県といえば「模型の世界首都」を名乗っている。その静岡市にあるツインメッセ静岡において「第61回 静岡ホビーショー」が2023年5月10日~14日の5日間(一般公開日は13日・14日のみ)に、静岡模型教材協同組合の主催で開催された。
ということで10日の業者招待日に訪ねてきたので、ショー出展各ブースの中から、鉄道系模型に関わりそうな展示品を抜粋したリポートを前回に紹介したが、そこで撮影済のネタを全て掲載できなかったので、ココに後篇を開設してお届けしよう。 続きを読む