1/45トレインミュージアムOJシリーズ DD51 の2タイプを6月下旬に再販売決定
青島文化教材社1/45トレインミュージアムOJシリーズDD51 No.1北斗星・No.2標準仕様
青島文化教材社(以後「アオシマ」と標記)では、昨年2021年7月下旬に1/45トレインミュージアムOJシリーズNo.6 ディーゼル機関車DD51貨物A更新機を発売したが、それ以前に製品化されていた同シリーズNo.1「DD51北斗星」とNo.2「DD51標準仕様」を2022年6月下旬発売予定で再販する。
なお、写真の完成見本はすべて試作品になる。
DD51北斗星
アオシマ1/45トレインミュージアムOJシリーズNo.1北斗星の初回発売月は2015年8月で、久々の再生産になる。
モデルになったDD51は、青函トンネル(津軽海峡線)が開通した1988年3月13日から走り始めた寝台特急ブルートレイン「北斗星」を 函館↔︎札幌 間で牽引したDD51で、ブルーにゴールド帯を巻いたカラーリングは「北斗星色」と呼ばれていた。
このカラーのDD51は、上り「北斗星」のラストランとなった2015年8月22日の函館着にて使命を全うした。
キットの概要はOJゲージ1/45スケールで、本体寸法は66mm×400mm×88mm。展示台も付属されている。
もちろん「北斗星」のヘッドマークも付いている。
機関室や運転台の内部は実機同様に再現。エンジンは取り外して別に展示することも可能。機関士人形はポーズが相違する夏服と冬服の2種類を用意する。
付属している機番は「DD51 1148」「DD51 1140」「DD51 1137」「DD51 1143」の4種。
ヘッドマークは「北斗星」の他に「はまなす」も入っている。
[価格]16,280円(税込)
JANコード 4905083-010006
JR北海道商品化許諾済
■北斗星色 実車写真
この際だから、筆者の撮ったDD51 北斗星牽引機の実車写真も載せてしまおう。
実は、動画からの切り出しだったりする(汗)。
https://youtu.be/3m2RotLDTwo
DD51標準仕様
アオシマ1/45トレインミュージアムOJシリーズNo.2標準仕様の初回発売月は2016年7月で、こちらも久々の再生産になる。
モデルになったDD51は、機番的には国鉄~ラストにはJR貨物に居たカマになる。
このNo.の中で「DD51 1188」は国鉄時代~には福知山→米子に居たカマで、寝台特急ブルートレイン「出雲」を牽引した実績を持っている。ということでか、キットには「出雲」のヘッドマークが入っている。
キットの概要は上の北斗星とほぼ同じだが、特筆点として、貨物のNo.ということで、500番台or800番台のどちらかに選択可能だし、旋回窓のアルナシも選択できる(実はNo.1北斗星でも可能だが、機番が限られているので書かなかった)。
付属の機番は「DD51 832」「DD51 852」「DD51 1027」「DD51 1188」「DD51 1085」の5種類。
ところで、所属札に「米」は入っていないが、コレくらいのキットを組もうとしているモデラーの方なら「米」の字くらいなら簡単に描くことができるであろう(笑)。
[価格]16,280円(税込)
JANコード 4905083-009994
■ブルートレイン出雲 実車写真
またまたせっかくなので、筆者の撮った寝台特急「出雲」を牽引するDD51の実車写真も載せてしまう。
2022年8月には1/50プラモEH10再販予定
ちょっと先になるが、アオシマでは2022年8月発売予定で1/50プラモデル国鉄直流電気機関車EH10を再生産する。
詳細は下記URLにて。
https://www.aoshima-bk.co.jp/product/4905083057063/
株式会社青島文化教材社
TEL 054-263-2595 (平日9時~17時)
http://www.aoshima-bk.co.jp/
ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。
[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。