大井川鐵道ゆるキャン△キャンペーンなど

鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内

[場所]大井川鐵道 大井川本線

静岡県の 大井川鐵道では、2022年2月26日(土)~3月27日(日)の期間に「ゆるキャン△」と大井川鐵道がコラボレーションした「大井川流域誘客・周遊促進キャンペーン」を実施する。期間中は、『ゆるキャン△』原作者あfろ先生による描き下ろしイラストデザインのヘッドマークを普通電車へ掲出するなど盛り沢山なコンテンツで、ゆるキャン△ファンをお迎えするとのことだ。

期間中に大井川本線の普通電車へ掲出予定のヘッドマーク。左から21000系用、16000系用、7200系用。「車輛はローテーション運用です。整備の都合上、運用の事前公表は行いません。」とのことだ。©あfろ/芳文社
では、主なキャンペーンコンテンツを紹介しよう。

■キャンペーン1ゆるキャン△描き下ろしイラスト「本線フリーきっぷ」
ゆるキャン原作者あfろ先生描き下ろしイラストデザインの大井川本線フリーきっぷ2日間を2022年2月28日(月)~3月27日(日)の期間に大人3,600枚・小人100枚の枚数限定で発売する。
有効区間は大井川鐵道大井川本線全線(金谷-千頭)で、区間内乗り降り自由。
有効期間は2日間(購入日を使用開始日とし、連続する2日間)。
販売価格は、大人通常3,500円→キャンペーン価格2,000円、小人通常1,750円→キャンペーン価格1,000円と、イラストが付いたのにお得な値段になっている。

ゆるキャン△デザインの大井川本線フリーきっぷ。©あfろ/芳文社
発売箇所は、金谷駅・新金谷駅・新金谷駅前プラザロコ・千頭駅で、「お求めの際は『ゆるキャン△フリーきっぷ」とお申し付けください。」とのこと。
なお、期間中でも「販売枚数に達し次第終了いたします。」なのだそーだ。

■キャンペーン2ゆるキャン△オリジナルブロマイドをプレゼント
オリジナルブロマイドを、キャンペーン期間中に進呈条件をクリアした利用客の皆さまへ先着順で3,000枚の特典プレゼント。

オリジナルブロマイド。シークレット包装につき内容は選べないとのこと。©あfろ/芳文社
進呈条件は2パターンあり、1つは対象のきっぷ「金谷-千頭または新金谷-千頭の普通乗車券」「上記区間を含む通常フリーきっぷ(大井川周遊きっぷ・夢のつり橋周遊きっぷ・大井川本線フリーきっぷ)※ゆるキャン△フリーきっぷ・とりてつきっぷ2DAYS・RYDE PASSデジタル乗車券・およびツアーによる団体乗車券などは対象外」を期間中における購入日から7日以内に下記売店へ提示した利用客の方。
もう1つはキャンペーン期間中に下記売店にて税込1,500円以上購入の利用者(千頭駅そばコーナーのレシートは対象外)の方で、対象期間中におけるレシート発行日から7日間。
引き換え窓口になっている下記売店とは、プラザロコ売店(営業時間10時~15時)・千頭駅売店(10時~15時)の2箇所。また、ご時世から売店は予告なしに営業時間を変更するなどの場合があることも申し添えておく。

■等身大スタンディングパネルの設置
期間中、プラザロコ内および千頭駅構内には、各務原なでしこ、志摩りん、犬山あおい、斉藤恵那、大垣千明5人の等身大スタンディングパネルが設置される。

等身大スタンディングパネル。©あfろ/芳文社
上記売店では、本キャンペーンに合わせてアクリルスタンドや缶バッヂ、タペストリーなど、大井川鐵道限定販売のグッズも多数発売するとのことだ。

お問い合わせ:大井川鐵道営業部 0547-45-4112 (9時~17時)
https://daitetsu-yurucamp.com

ネコの日記念乗車券&入場券セット 完売御礼!!

大井川鐵道井川線には駅名に「ねこ」の文字が入っている川ねこ山駅がある。

井川線「川ねこ山」駅。待合室サイドには「川猫山」(※「本当に駅名を代えるわけではありません。シャレです。」)の文字が見える。画像:大井川鐵道
この駅を2020年(令和2年)2月22日(土)猫の日にねこ駅化する話を当サイト2020年2月21日アップで紹介したが、本年は西暦の下2桁も含めて「2」が5個並ぶ。コレを記念した井川線川根小山駅の「ネコの日記念乗車券&入場券セット」1,000円を500セット発売する。とはいえ、大井川鐵道ONLINE SHOPにて販売予約を受付ていたが、先々週に「完売御礼!!」になった。
実は、このネタをトップに本記事をアップしようと、写真だけ用意して頃合いを見計らって待っていたら、まさかの嬉しい展開に焦って、でもせっかく用意した写真なので、それを使用するべく「ゆるキャン△」をメインに記事を書き換えたしだい…(汗)。

猫は撮影用モデルで、川根小山駅に駅猫がいるわけではないらしい。画像:大井川鐵道
販売予約はすでに完了しているが、大井川鐵道井川線に「川ねこ山」という駅があることを2022年2月22日に想い起こしていただけたらと思い、記事に加えさせていただいた。

■2022年2月17日筆者追記:「ネコの日記念乗車券&入場券セット」の発売数が500セット増えました。大井川鐵道ONLINE SHOP(←ココをクリック)のトップページに出ていたら、まだ買えることになります。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。