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[場所]秩父鉄道秩父本線 熊谷-三峰口
埼玉県の 秩父鉄道 熊谷⇔三峰口を深夜に特別運行する客車夜行急行へ乗る、夜を楽しむツアーは、2018年の第一回からの恒例になっているが、ことしも5月8日(土)→9日(日)に催行される。
ツアー名は「重連電機・12系客車 夜行急行『三峰51号』熊谷行の旅」。使用車輛はツアー名にもある12系客車4両で、牽引機は当然に秩父鉄道のEL(電気機関車)だ。
行程(時刻は予定)は、熊谷22:44→01:01三峰口02:00→02:28秩父02:45→03:14三峰口03:37→05:31熊谷 で、途中数駅で停車があり、熊谷駅・秩父駅・三峰駅では機回しも行われる。
また、本回より列車が1回目三峰口到着~2回目三峰口発車まで三峰口駅滞在も可能になり、三峰口駅そばも深夜営業されるなど、この間には座席夜行を楽しむ多彩なプログラムも用意。
ちなみに、ツアー名は“重連”になっているが、重連の他、フッシュプル(回送時)あり、単機ありの3形態の牽引方式が見られる内容になっている。
旅行代金(1人あたり)は、
2席占有プラン(AB席またはCD席) 大人18,500円・小人17,500円
1ボックス占有プラン 大人35,500円・小人34,500円
募集人員 最大152名 (最小催行人数120名)
※密を避けるため1名1席プランはない。
発売開始は2021年3月29日(月) 15:00〜。専用予約サイトにてツアー予約開始。
詳細・問合せ先は、下記URLから。
https://va.apollon.nta.co.jp/1000064/files/chichibu-panfu8.pdf
申込先・予約サイト直は、下記URLから。
https://va.apollon.nta.co.jp/1000064/
なお、秩父鉄道では受け付けていない。
夜行列車ツアーとはいえ、朝まで寝られない「夜タノ」(←40年くらい前の撮りテツ流行語)の場になりそうだ。
ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。
[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。