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[場所]大井川鐵道 大井川本線新金谷-家山

タイトルを見て、一瞬良い知らせのように思った人も多いかと思うけど、実は残念なお知らせ。
静岡県の大井川鐵道では、この夏〜秋も「トーマス号」が運転されているのは知ってると思うけど、同鉄道大井川本線家山-千頭間が現在、大井川護岸損傷の復旧工事長期化で線路を走れないため、「トーマス号」は2020年10月19日(月)まで、新金谷-家山間を午前と午後に各1往復する『往復乗車(折返しの家山駅での途中乗降はできません)』になったんだ。

なので、これにより「きかんしゃトーマスフェア」は新金谷駅にて開催。「トーマス号の整備工場」はその体験コンテンツとして統合されるんだ。
ところで良いお知らせもあるよ。きかんしゃジェームス号が特別にやってくる。そして新金谷駅で皆を待っている。楽しみだね。
ただし、新金谷駅きかんしゃトーマスフェアへの入場は、当面の間は「トーマス号への乗車のお客さんのみ」なんだそーだ。

運転時刻は、
A便(午前)新金谷10時38分発→家山11時6分着、家山11時18分発→新金谷11時46分発、※復路はバック運転。
B便(午後)新金谷14時14分発→家山14時43分着、家山14時59分発→新金谷15時27分発、※復路はバック運転。
乗車料金は、大人1名3,050円、小人1名1,530円、(消費税込)乗車記念グッズつき、往復分。
この料金で新金谷駅での「きかんしゃトーマスフェア」への入場もできる。
お問い合せ:大井川鐵道(株)営業部 0547-45-4112 (9時〜17時)

イベント内容変更に伴う購入済乗車チケットの取扱について

ローソンチケットで購入済の方については全て払い戻しをいたします…とのこと。払戻受付期間2020年8月4日(火)〜8月31日(月)23時59分。詳しくは下記URLにて。
https://l-tike.com/oc/lt/haraimodoshi/

なお、大鉄観光サービス主催、きかんしゃトーマス号への乗車が含まれる各種関連ツアー(←リンク記事スクロール下の方)についてはトーマス号など一部の行程を変更して催行するそうだ。
■バスのバーティーツアー 大鉄観光サービスフレンドツアーセンター0547-46-3134(10時〜16時・日祝休み)
■2かいだてバスのバルジーツアー 大鉄観光サービス静岡ツアーセンター054-204-0512(9時30分〜17時・土日祝日休み)

内容変更後のトーマス号乗車チケットについて

改めて販売するとのこと。
8月7日〜8月31日乗車分は大井川鐵道申込ページにて販売。
http://oigawa-railway.co.jp/2020thomas_reserve
もしくは受付専用電話0547-45-3180 (12時30分〜16時30分) ※乗車日前日は14時まで。
8月17日乗車分まで、受付中。
8月21日〜31日乗車分、12日12時30分より受付開始。

9月〜10月乗車分はローチケ申込みページにて。8月13日12時より販売開始。
https://l-tike.com/event/thomas/

パーシー、ヒロ、ラスティーたちは千頭駅にいるよ

千頭駅にいるパーシー、ヒロ、ラスティー、いじわる貨車、いたずら貨車などのなかまたちは、千頭駅でお留守番。でも見学はできるよ。入場料、小人以上1名150円。
あと、すでに既報の通りだけど、一応伝えておくと、蒸気機関車の車輛不具合のため代わりに走っていた「EL急行かわね路号」も2020年8月31日(月)までの予定で、運休中。
oigawa-railway.co.jp/archives/48959
大井川本線の普通電車は金谷-家山間で運行。家山-千頭間はバスによる代行輸送を行っている。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。