[場所]大井川鐵道 新金谷駅など
SL動態保存運転の老舗 大井川鐵道では、2020年2月8日(土)~9日(日)の2日間9時~16時(一部プログラムは16時50分まで)の間で、島田市・川根本町との共同企画にて「2020SLフェスタ新金谷」を、大井川本線新金谷駅構内、プラザロコ館内、新金谷構外側線において開催する。
フェスタの主な内容は以下の通り。
他には、SL整備工場見学(有料)、犬釘打ち体験、スタンプラリー、鉄道制服こども撮影コーナーなども設けられる。
ココでしか体験できない?プログラムも用意
手書きの切符といえば、知っているのはミドル世代以上だろう。ところがそんな昔懐かしい手書き乗車券を、なんと自らの自筆により発券できるという、驚きのコーナーが設けられるとのこと。コレは特筆に値する。乗車券マニアにとっては、まさに一生の宝物になるにちがいない。
さらに鉄道トークショーを、新金谷駅前にあるプラザロコにて9日(日曜日)15時~15時45分に、鉄道写真家中井精也さん、ホリプロ女子鉄アナウンサー久野知美さん、ホリプロマネージャー南田裕介さんのゲスト3名を招いて開催する。
また、中井精也さんの鉄道写真教室(土曜日・定員制・有料)、鉄道タレントと行くプチ大鐵ツアー(日曜日・定員制・有料)、井川線缶バッジ作り(100円)など各種の催しモノも盛りだくさん。
引き込み線の先で復元中のC11 312を公開
そして、大井川流域に2020年11月のオープンをめざして準備が進められている「緑茶と農産物の体験型フードパーク」KADODE OOIGAWAに展示予定で、現在復元工事中のC11 312号SLを、大井川鐵道新金谷構外側線の先の特設会場にて見学する復元状況展示会を行う。実施日時は2月8日・9日の両日10時~16時。場所は新金谷駅南東約1.5kmで、新金谷⇔展示場所の連絡バスを、新金谷発10時~15時の間毎時00分発(先着乗車)で運転。もちろん徒歩での入場も可。
なおクルマで来場の場合、新金谷駅構内駐車場がSLフェスタ当日はイベント会場になるので使用できないため、大井川河川敷の臨時駐車場を利用してもらうことになる。
oigawa-railway.co.jp/archives/26068
お問い合わせ:大井川鐵道 営業部企画運営 0547-45-3818(平日9時~17時)
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[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。