本線電化70周年特別企画 チャレンジ744キロ乗車キャンペーン実施
[場所]大井川鐵道 大井川本線
SL動態保存運転の老舗 大井川鐵道は2019年12月1日に「本線電化70年」の節目を迎える。これにあたり2019年12月31日(火)までの間、電気機関車牽引による客車列車「ELかわね路号」(通称EL列車)を大増発運転しているが、11月9日(土)より12月31日まで、このEL列車による「チャレンジ744キロ 乗車キャンペーン」を実施する。
キャンペーンの概要は、EL牽引列車に1回乗車(新金谷~千頭 片道)ごとに1ポイントが進呈され、そのポイント数に応じ、記念品やEL運転体験がプレゼントされるという内容。
記念品は、3ポイント(3回、111.6キロ乗車)で乗った人だけが貰えるELオリジナル缶バッジ、10ポイント(10回、372キロ乗車)で 金谷-千頭 有効の大井川本線フリーきっぷ+片道SL急行券を用意。
そして20ポイント(20回、744キロ乗車)で、なんと新金谷駅構内でのEL運転体験(約10分)がプレゼントされる。
参加するには、大井川鐵道金谷駅・千頭駅・新金谷駅前プラザロコ受付カウンターにて、EL急行券を買い求める際に、当キャンペーンにエントリーする旨を申し出る必要がある。
EL運転日は下表のとおり。
EL運転体験の実施日は2020年1月25日(土)、同26日(日)、2月15日(土)、16日(日)のいずれかの14時~15時半のうち約10分。
応募は、ポイントカードを大井川鐵道へ郵送する方法になる。詳細は下記URLにて。
http://oigawa-railway.co.jp/archives/25219
お問い合わせは大井川鐵道営業部企画運営 0547-45-3818(9時~17時・平日のみ)まで。
アナウンスには、「遠方からは、富士山静岡空港のご利用が便利です。『富士山静岡空港アクセスバス 金谷・SL新金谷線』が本年7月20日に運行開始。就航地~大井川鐵道方面へのアクセスが飛躍的に向上しました。」とのコメントも添えられていた。
ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。
[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。