鉄道が主役の旅スタイルを応援する見どころ案内
[場所]万葉線 高岡-片原町
富山県高岡市の七夕は、日本海側随一の七夕まつりとして有名で、高さ20mほどのジャンボな七夕飾りが末広町通り「すえひろーど」「末広坂」の約500mに飾られ、毎年8月1日~7日の間で開催される。さて、その会場となっている末広町通りの真ん中には万葉線の単線併用軌道が通っていることは当サイトの読者ならご存知と思う。なので、七夕まつりの期間は林立する七夕飾りの中を走行する路面電車の姿が見れる。ある意味、期間限定「鉄道珍風景」だろう。ただし、この光景は終日見られるわけではなく、土曜・日曜はここが夜に歩行者天国になるので交通規制が敷かれ、その時間は万葉線の路面電車も末広町通り部分の区間 高岡-片原町 間は運休するので、路面電車と七夕飾りの組み合わせは見られない。
本年の歩行者天国は3日(土)と4日(日)で実施時間は18時~20時30分だが、その路面電車の末広町通り部分の区間運休は、高岡→片原町17時15分発~20時45分発まで、片原町→高岡17時04分発〜20時34分発までになる。平日や土・日の日中にジャンボな七夕飾りの中を走る路面電車を歩道から眺めるのも良いが、金曜~日曜には屋台村が出店されるので、ということは万葉線が一時区間運休する土・日の夜に、歩行者天国になった道路の併用軌道上を缶ビールなどを片手に食べ飲み歩きできるという訳で、それも楽しそうだ。
詳細は下記URL参照。
https://www.takaoka-st.jp/wp/wp-content/uploads/2019tanabata1.pdf
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[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。