2014年9月4日から2014年10月31日まで「‰会ヘッドマーク」掲出車両が各社で運行されています。
この会は山岳路線を持つ、箱根登山鉄道、富士急行、大井川鐵道、叡山電鉄、南海電気鉄道、神戸電鉄の6社が参加。
今年で結成5周年となります。
「全国登山鉄道‰(パーミル)会」とは
『観光地が沿線にあり、かつ登山鉄道としての性格を有している』という点で共通している6社が、勾配を示す単位である「‰」(パーミル)になぞらえ、2009年9月に結成しました。各社沿線を紹介するパンフレットの製作や、同会ロゴマークを使用したヘッドマークを掲出した車両の運行など、各社の認知度向上や旅客誘致につながる取組みを展開しています。
‰(パーミル)のおさらい
ご存知の方が多いとは思いますがおさらいしてみます。
パーミルは千分率です。 1/1000 の意味となります。パーセントが百分率ですので 0.1パーセントが 1パーミルになります。
鉄道で言うパーミルは勾配を表すことが多いと思います。
例えば40‰の上り勾配を1000メートルと少し進むと40メートル上がることになります。
この勾配に4両編成の電車を置くと前と後ろの高低差は約3.2メートルもあることになります。
‰会ヘッドマーク掲出概要
- 掲出日程
- 2014年9月4日から2014年10月31日まで(富士急行のみ11月9日まで)
- 掲出車両
-
- 箱根登山鉄道
- サンモリッツ号2000形
- 富士急行
- 1000系2編成、6000系2編成
- 大井川鐵道
- クハ600型
- 叡山電鉄
- 800系
- 南海電気鉄道
- 2300系
- 神戸電鉄
- 6000系
※掲出車両・期間が変更となる場合がありますのでお気をつけ下さい。
箱根登山鉄道の新型車両「アレグラ号」デビューの日には掲載期間が終わっているのが少し残念ですが、来年に期待しましょう。