その名は「ゼロ カーボン ベースボール パーク」
[場所]阪神電気鉄道 大物駅東側直近
NPBの阪神タイガースのファーム施設(2軍本拠地)は、2024年現在兵庫県西宮市鳴尾浜にあるが、これを2025年より兵庫県尼崎市・小田南公園へ移転し、「ゼロ カーボン ベースボール パーク」として開業する。鉄道旅とはあまり関係がなさそうな話題だが、阪神電気鉄道の関連ニュースということで、ココにて紹介させていただく。
阪神タイガースファームの新しい本拠地は、阪神本線・阪神なんば線 大物(だいもつ)駅 東側直近に立地し、「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」「タイガース練習場」「室内練習場」「虎風荘」が新設される。
また、阪神タイガースの選手が試合や練習に励む雰囲気を身近に感じながら野球を楽しめる「小田南公園野球場」や、くつろげる広場、散歩やランニングができる周遊コースも整備するなど、ここにしかない、魅力ある公園創造をしていくとのこと。
さらに、太陽光発電・蓄電池の導入や廃棄物発電の活用、省エネの徹底による「脱炭素化」をはじめ、ペットボトル・プラスチックカップの回収・リサイクルや雨水・井水の活用といった環境に優しい取り組みを行う「ゼロカーボンベースボールパーク」として整備、運営することで脱炭素社会に資する新しい野球場、公園になるそうだ。
阪神タイガース「ゼロカーボンベースボールパーク」URL。
https://baseballpark.hanshin.co.jp
タイトル写真の阪神5001形ジェットカー青胴車はあと1編成のみ
この度の記事をアップするにあたり、筆者が撮った阪神電気鉄道 大物駅 関連の過去画像を探したトコロ、2013年8月28日撮影の動画しかなかったため、そこからの切り出し写真を使用しているのだが、このためアップ日時点では現存していない5001形ジェットカー青胴車5013Fが写っている点はお許し願いたい。
と、いうことで、アップ日時点では5001形ジェットカー青胴車で唯一現役にて活躍している5025Fの写真を、別項にて掲載させていただく。
なお、このジェットカー青胴車5025Fラスト編成も、2024年度末で廃車になるとの噂があるため、青胴車の記録や想い出を残しておこうと思っているなら、バズる前の早い時期をお勧めしたい。
ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。
[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。