Nゲージ2軸貨車が充実

[場所]ツインメッセ静岡

静岡県といえば「模型の世界首都」を名乗っている。その静岡市にあるツインメッセ静岡において「第61回 静岡ホビーショー」が2023年5月10日～14日の5日間(一般公開日は13日・14日のみ)に、静岡模型教材協同組合の主催で開催された。
このことは、2023年5月15日&20日アップ「静岡ホビーショー第61回…鉄道系展示巡覧=前篇・後篇」で報じているけれども、その記事の中で「出展メーカー名の末尾に『♥』が付いているブースに関しては、いずれ単独にて、不定期ながら紹介予定…」と予告してあったが、その流れでのブース展示品の中から、この度は「津川洋行」のブースを紹介していこう。

なお、展示製品の詳細は写真内のコメントを読んでいただくとして、本文は極力少なくしている。
では、その辺も含めてブース左側から右へと展示品を眺めていく。

■Nゲージスケールのモデルがますます充実
ことし筆者が目についたのは、Nレールクリーニングカーとク5000形貨車用積載自動車だが、まずはNゲージ2軸貨車たちから紹介していこう。

次は、Nクリーニングカー。

一見、保線用の機械にも見えるスタイルとカラーリングが良い雰囲気を醸し出している。
「T車タイプ」は何処ぞのマルタイにでも牽引してもらう気だろうか(笑)。
そして、ク5000形貨車用積載自動車。

なんかカバー掛けの方はスゴイ色だけれども、確かにカバーが新しいうちはこのような色だった気もする。
HOゲージ・Nゲージの両方が発売予定なのも嬉しい。

■ジオラマ用品
ジオラマ用品では「水の素シリコーン透明」が注目の製品。

ジオラマ用品の、もぉ一つの展示は「グランドカバー」「木の素」「葉っぱの素」。

コレらの製品は壁面に掲げられたパネルにて解説されていたので、それらも載せておこう。

■回転ラック
回転ラックにも見どころが多数あったが、その中で目立っていたのが「N構内アクセサリーシリーズ」。

写真がチマチマしていて解りづらいが、「ガソリン計量器」「焼却炉」「踏切板」「車止め」「ブロック倉庫」などがある。

株式会社　津川洋行
www.tgw.co.jp

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。