まずは各ブースを巡って目にした鉄道系の展示品を大まかに紹介
[場所]東京ビッグサイト
東京都江東区にある東京ビッグサイトにおいて「第61回 全日本模型ホビーショー」が2023年9月29日(金)~10月1日(日)の3日間(一般公開日は30日・1日のみ)に、日本プラモデル工業協同組合の主催で開催された。
ということで29日の業者招待日に訪ねてきたので、ショー出展各ブースの中から、鉄道系模型に関わりそうな展示品を抜粋したリポートをお届けしよう。
なお、記事中で出展メーカー名の末尾に「♥」が付いているブースに関しては、いずれ単独にて、不定期ながら紹介予定なので、待っていていだだけたら幸いだ。
■トミーテック♥
トミーテックといえば、鉄道系の模型ホビーではTOMIXやジオコレが有名だが、ソチラの写真は数が多いので後日に紹介させていただくということにして、この度は「鉄道むすめ」の展示をお見せしていこう。
鉄道むすめ展示スペースの広くを割いてディスプレイされていた「SNSクリアカード」の使用方法が紹介してあったので、次はそのアップを並べておこう。
「鉄道むすめ巡り」なるスタンプラリーもあるらしい。
参加は下記写真内QRコードから入れるらしい。
株式会社トミーテック
https://www.tomytec.co.jp
■タミヤ
タミヤは鉄道系の展示はなかったが楽しい工作セットに「No.254モノレール工作セット」があったので紹介しておこう。
No.254モノレール工作セットURL
https://tamiya.com/japan/products/70254/index.html
そして東京の全日本模型ホビーショーでは、タミヤでもついに塗装系の展示があったので、鉄道系ではないが、その写真も載せておこう。
田宮「ツール&塗料」URL
https://tamiya.com/japan/tools/index.html
■さんけい♥
みにちゅあーとキットのSankeiは、1/150スケールの建物が増えた気がする。
上写真の右の神社と露店屋台の存在は、実は取材後に写真を見て気がついた(汗)。来年の静岡ホビーショーにて運良く展示されていたらアップ写真を撮りたいと思う。
次は「NEW!!」製品。
各スケールの建物の大きさ比較にもなっているのが良い展示だね。
そして1/80・1/87スケールHOゲージサイズ情景シリーズの建物。
株式会社さんけいURL
https://www.m-sankei.co.jp
■ウッディージョー
ウッディジョーといえば木製帆船模型キットと木製建築模型キットのメーカーのイメージだが、この度はまさにそのような展示だった。
その中から、まずは「開発中」のNゲージサイズ1/150スケールのお城を紹介。
それと、1/87スケールHOゲージサイズヨーロツパの街並みシリーズに「イタリア」が増えていた(先の静岡ホビーショー基準)ので、そのアップも載せておこう。
株式会社 ウッディジョー
http://www.woodyjoe.com
TEL(カスタマーサービス)054-298-6200
ウッディジョー・通販
https://woodyjoe.shop-pro.jp
■国際貿易
鉄道模型的には、いわゆる「プルプラ」の会社。
国際貿易プルプラHP
https://kokusaiboeki-webshop.com/pull-plus/
個人的に興味がある建機のミニカーも1/87スケールのが展示されていたので、ソチラの写真も載せておこう。
株式会社 国際貿易HP
https://www.kokusaiboeki.co.jp
■スタジオユーワ
EBBROブースの一角に展示されていた「スタジオユーワ」のプラモブロックで、そのうち東京メトロ車輛3種を展示。
11月発売とのことで、いよいよである。
スタジオユーワURL
https://studioyu-wa.com
なお、当記事アップ日時点では上記HPに「プラモブロック」の情報はまだ出ていない。
■プラッツ
PLATZと言えば、PECOのレールなど鉄道系の製品も展開している。しかし、ココではそれらの展示は無かった。
ただ筆者が個人的に興味がある建機のモデルが多数展示されていたので、その写真を載せておこう。
PLATZの鉄道系製品URL
www.platz-hobby.com/categories/3.html
■京商
KYOSHOはラジコンで有名だが、鉄道系も何かあるかナと探したら、下の「スチームトレインエンジニアKIT」を見つけた。
KYOSHOトイモデルURL
https://toy.kyosho.com/ja/
■TTC
ブランド名は「takeda」。
ことしは「ジオラマウォータージェル」がウリらしい。
TTC株式会社 タケダ事業本部
https://www.takeda-edu.jp
■ターナー色彩
TURNER COLOUR WORKS LTD.は、鉄とか金属のような質感に仕上がる「アイアンペイント」を先の静岡ホビーショーで紹介している。
下写真左から2番目の「ミリタリーペイントアーミー」は単色塗りでもアウトドア調の仕上がりが得られる水性塗料とのこと。ウェザリングに使えそうな気がする(個人の感想です)ので、こちらも写真に入れておいた(何か見覚えがあるセリフである/笑)。
ターナー色彩URL
https://www.turner.co.jp
■アーテック
アーテックといえば地面系モデラーにとってはジオラマ用品のメーカーとしてご存知の方も多いだろう。
だがこの度、展示ブースの大半を占めていたのは鉄道模型制御セットのうちの「単線での自動運転往復走行システム」のプログラムだった。
この他に、「PC・タブレットが操作パネルになる」「オリジナルサウンドを鳴らす」「加速・減速や発車・停止を制御」などのプログラムがあるとのことだ。
株式会社アーテックHP
https://www.artec-kk.co.jp
■MS Models
MS Modelsは1/35スケールのミリタリーモノのディテールアップパーツが主のメーカーだが、情景素材も出しているので、ココで紹介しておく。
MS ModelsのURL
https://www.msmodelswebshop.jp
■PLUMPMOA
社名的には「株式会社ピーエムオフィスエー」だが、見出しではブランドの「PLUMPMOA」にしておいた。
上段は1/80スケールプラキット。中段左の陰に隠れているのはプラキット「小鉄」。足回りはプラレール仕様だが、別売りでHOゲージの台車が取り付け可能とのこと。
株式会社ピーエムオフィスエーHP
https://www.pmoa.co.jp
■piececool
piececoolは香港の会社で、漢字では拼酷(ピンコイ)。このブースにSLの模型を発見。
SLの右隣の姫路城の造形はディスプレイモデルとしては一見に値するかも知れない。
piececool拼酷HP
https://jp.pinkoi.com/store/piececool
■マイクロエース
マイクロエースHP
www.microace-arii.co.jp
ココからのブースは後日に単独にて紹介予定
巻頭のはしがきで出展メーカー名に「♥」付きの展示ブースは後日紹介予定と記したが、そのうち、すでに紹介しているトミーテック以外はココから以後の項に纏めてみた。
ということで、この「♥」付メーカーは後日に紹介するので、ブース各写真は1枚に留めさせていただく。
■カトー♥
■グリーンマックス♥
■トイテック♥
トイテックは「ロクハン/Zショーティー」のメーカーとして名を馳せている。
ロクハンHP
https://www.rokuhan.com
■ノエルコーポレーション♥
鉄道系では聞き慣れないメーカー名だが、この度、Nゲージスケールの超電導リニアL0系をエンドレス・レイアウトに猛スピードでグルグル走らせていたのと、他にも注目点があったので、そちらも含めて後日ワイドにしてご紹介。
株式会社ノエルコーポレーションHP
https://www.noel.ac
※取材協力:青島文化教材社
https://www.aoshima-bk.co.jp
ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。
[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。
「全日本模型ホビーショー第61回…鉄道系展示巡覧篇」への4件のフィードバック
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