トーマスが大井川にやってくる2023年の日程が決まったよ

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10年目のことし「きかんしゃトーマスとなかまたち」は4月29日~運行開始、またまた2往復に…!?

[場所]大井川鐵道 大井川本線 新金谷-家山・井川線 千頭-奥泉

2023年も静岡県の大井川鉄道に「きかんしゃトーマスとなかまたち」が4月29日(土・祝)~12月25日(月)の間、ソドー島からやってくるよ。
ただし、いま大井川本線は昨年9月23日深夜~24日未明に大井川鐵道沿線に降った大雨被害により、家山-千頭 間の線路が不通になっているため、「トーマス号」の2023年の運行は、とりあえず新金谷-家山間を午前と午後に各1往復する『往復乗車』になったんだ。

トーマス号。タイトルとも、この写真の家山-抜里 間は、2023年4月時点では線路不通による代行バス区間であり、きかんしゃトーマスは列車反対側の千頭方に連結されるためイメージ。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
なので、これによりトーマスフェアも新金谷駅構内の「メイン会場」と、千頭駅構内の「千頭駅サテライト会場」とに分かれての開催になるよ。

新金谷駅の転車台に乗る きかんしゃトーマス。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
トーマスフェア 千頭駅サテライト会場。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
なのでまずは新金谷エリアの紹介と、それから昨年はトビーもソドー島から大井川へやってきたけれど、ことしも大井川鐵道やってきてくれたので、そのトビーが井川線 千頭-奥泉 間で引く「トビー号」の運行も含めて、千頭エリアも紹介していくよ。

井川線に昨年やってきたトビー。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited

新金谷エリア

■きかんしゃトーマス号

トーマス号の運行日は2023年4月29日(祝)~12月25日(月)間の122日間で、上でも言ってるけど1日に2往復するから運転本数は のべ241本。※奇数なのは、7月14日(金)・8月4日(金)・9月1日(金)は午後便+特別運行便になるため。
運転日は下の表を見てね。

神尾-福用 間を走るトーマス号。冬のヘッドマークを装着しているためイメージ。©2023 Gullane [Thomas]Limited
運転時間は、
Aコース(午前便):新金谷発10時38分→家山駅折返→新金谷駅11時42分着。
Bコース(午後便):新金谷発14時14分→家山駅折返→新金谷駅15時27分着。
※往復遊覧運転のため、家山駅での乗降はできません。
乗車料金は、
1名あたり、大人 3,400円/小人 1,710円 (乗車記念品付)

帰路は列車の最後尾に後ろ向きに連結されているから、煙で顔を照れ隠しする場面に遭遇するかも知れない。冬のヘッドマークを装着しているためイメージ。大和田-福用 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
チケット販売方法は、
●ローソンチケット抽選エントリー方式による販売。
 https://l-tike.com/oigawatetsudo-thomas/
●一部旅行会社 ツアー形式での販売(内容は各旅行会社により異なります)。
●運転日直前 大井川鐵道営業部による直前オンライン予約、電話予約(空席がある場合に実施)。
大井川鐵道営業部 0547-45-4112

トーマスとなかまたち、運転日程。表:大井川鐵道
■トーマスフェアのメイン会場は新金谷
ということで、きかんしゃトーマス号は家山駅までしか行かないから、「トーマスフェア」の開催もメイン会場は新金谷駅構内になるんだ。

新金谷駅構内で皆んながくるのを待っている きかんしゃトーマス。画像:大井川鐵道 画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
きかんしゃトーマス号運転日の同じ日に開催。9時~16時30分(受付は16時まで)。入場料金:小学生以上1名 500円。
とくしゅしょうぼうしゃのフリンが待っているよ。
https://travel.daitetsu-adv.co.jp/lp/thomas/

とくしゅしょうぼうしゃのフリンは新金谷で待機しているよ。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited

■バスのバーティーも走るんだ
きかんしゃトーマス号の運転日と同じ日に「バスのバーティー」が大鉄観光サービスのフレンドツアーで走るんだけど、今回はコースがチョット変則になっていて、
Aプラン:バスのバーティー新金谷駅前10時30分発→(家山駅前)→新金谷駅前着→新金谷トーマスフェア、→午後はトーマス号新金谷駅14時14分発に往復乗車→新金谷駅15時27分着。
Bプラン:午前中はトーマス号新金谷駅10時38分発に往復乗車→新金谷駅11:42着→新金谷トーマスフェア→、バスのバーティー新金谷駅前→(家山駅前)→新金谷駅前15時30分頃着、というツアー行程になっているんだよ。

バスのバーティーと きかんしゃトーマス。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
詳しくは下記のURからリンクしてね。
https://travel.daitetsu-adv.co.jp/lp/thomas/
バスのバーティのお問い合わせ:大鉄観光サービス フレンドツアーセンター 0547-46-3134 (10時~16時・平日のみ)
ツアー扱いなので、旅行代金は中学生~大人 9,000円・1歳~小学生 7,000円・0歳児 500円。
お申し込みは、
https://travel.daitetsu-adv.co.jp/thomas/
大鉄観光サービス:0547-46-3134(平日10時~16時)

■2かいだてバスのバルジーとトーマス号乗車
 静岡駅南口発の2かいだてバスのバルジーとトーマス号乗車ツアーは、ことしはお昼の12時30分発になったよ。これもトーマス号に午後便があるから為せるワザかもね。

2かいだてバスのバルジー。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
行程は、静岡駅南口12時30分発→新金谷駅~トーマス号Bコース往復乗車~新金谷駅(トーマスフェア)→静岡駅南口17時30分着。
運転日は上の表をみてね。
詳細・お申し込みは下記の大鉄アドバンスURLからのリンクにて。
https://travel.daitetsu-adv.co.jp/lp/thomas/

千頭エリア

■トビー号も同じ日に走るよ
昨年からは井川線 千頭駅-奥泉駅 間で「トビー号」が走っているのは知ってるよね。
なので、ことしはトーマス号の運転日と同じ日に「トビー号」が、井川線 千頭↔︎奥泉 間で往復遊覧運転を行うよ。

奥泉駅に到着したトビー号。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
運転時刻は、
1便:千頭駅10時44分発→奥泉駅折返→千頭駅11時54分着。
2便:千頭駅14時05分発→奥泉駅折返→千頭駅15時25分着。
乗車方法は、基本的には大鉄観光サービスのツアーの利用になる。
詳細・お申し込みは下記の大鉄アドバンスURLからのリンクにて。
https://travel.daitetsu-adv.co.jp/lp/thomas/
ただし、当日に空席がある場合には当日乗車券で乗れる場合もある。
当日乗車券の問い合わせ先:大井川鐵道営業部 0547-45-4112 (9時~17時)

いたずら貨車・いじわる貨車とラスティーの横を走るトビー号。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
途中の川根両国駅にはラスティー、いたずら・いじわる機関車がトビーの通り過ぎるのを待っているよ。

■千頭駅にはトーマスフェアのサテライト会場を開設
千頭駅でもトーマスフェアを「千頭サテライト会場」として、やはりトビー号の運転日と同じ日に開催されるよ。
そちらではヒロ・パーシー・ジェームス号が待っているよ。

千頭駅サテライト会場で皆んながくるのを待っている、パーシー、ヒロ、ジェームス。画像:大井川鐵道 ©2023 Gullane [Thomas]Limited
コチラの入場料は、千頭駅を区間に含む乗車券・千頭駅の入場券を持っている人は無料。他は小学生以上150円。


■トーマス号に乗れるツアーはまだあるよ
上記の他にも、トーマス号に乗れるツアーはまだあるので、その辺が出ているURLを下に載せておくね。
https://travel.daitetsu-adv.co.jp/lp/thomas/

大井川鐵道 公式HPの受付フォーム。
https://daitetsu.jp/

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。