静岡ホビーショー第60回…鉄道系展示巡覧篇

まずは各ブースを巡って目にした鉄道系の展示品を大まかに紹介

[場所]ツインメッセ静岡

静岡県といえば「模型の世界首都」を名乗っている。その静岡市にあるツインメッセ静岡において「第60回 静岡ホビーショー」が2022年5月11日~15日の5日間(一般公開日は14日・15日のみ)に、静岡模型教材協同組合の主催で開催された。
ということで11日の業者招待日に訪ねてきたので、ショー出展各ブースの中から、鉄道系模型に関わりそうな展示品を抜粋してリポートをお届けしよう。

北館の全景。
ちなみに掲載の順番は、まず北館の入口に近いブースから、次に南館の入口に近いブースからという順な点と、見出しの出展メーカー名はホビーショーのパンフレット館内マップ掲載名に依っていることを申し添えておく。
なお、記事中で出展メーカー名の末尾に「♥」が付いているブースに関しては、いずれ単独にて、不定期ながら紹介予定なので、待っていていだだけたら幸いだ。

北館大展示場

■青島文化教材社

アオシマは2022年8月発売予定の1/50電気機関車No.1「EF65/60」を展示。2022年1月発売の1/80バス三菱ふそうMP38エアロスター(東京都交通局)の出展はなかった。
■GSIクレオス

MR.HOBBYのウェザリングパステルは車輌床下に使えそうな気がする。
Mr.カラーのガシャポン。一般公開日にはカプセルトイとして販売されたらしい。
■グリーンマックス♥

グリーンマックスは詳細を後日に紹介予定。
■ディディエフ♥

DDFは詳細を後日に紹介予定。
■ポポンデッタ

ポポンデッタの16番とNゲージの車輛群。トラス橋は16番スケール。
タンクコンテナバックも並べられていた。
■津川洋行♥

TGWブランドの鉄道模型メーカー。展示品の詳細は後日に紹介予定。
私事になるが、左の「インスタント路面標示」の白をズッと近隣の小売店で探していたんだけど見つからずだったが、ココで発見。ってことはいずれ市場に出回るかな。ワクワク(笑)。
■ウッディージョー♥

前回は木の電車シリーズがウケていたが、他に木製建物シリーズにNゲージスケールのジオラマに使えそうなのが多数あったので、そちらの詳細は後日に紹介予定。
■タミヤ
タミヤは鉄道系ではないが、「プラモデルができるまで」の企画展を開設。コレがパネル類の掲示やサンプルの出品だけでなく、射出成形機のホンモノまで持ち込んで設置していたが、それも何と稼動させてプラモデルパーツができる工程を実演し、成形機からでてきた出きたてホヤホヤの成型品(プラモデルキット)を貰えるという展示を行っていた。恐るべしタミヤ。

タミヤには塗料の展示を期待したのだが、なかった(泣)。けれども実際に成型品が出てくるという、もっとスゴイ展示をしていて驚かされた。
右は木型とその成型品。
左は金型。
ナゼか射出成型機の裏側しか撮っていない(笑)。
■プラッツ♥

Nゲージのイギリス国鉄貨車を展示。それ以外にもピコのレールなど見どころがあったので、詳細は後日に紹介予定。
■和巧

ブランド名は「紙創り」。1/144スケールだけど、洋風Nゲージレイアウトに使えそうなので載せておく。
パッケージの、左が表で、右は裏。
■トミーテック♥

トミーテックのブースに展示されていたタカラトミーの「MPG-01トレインボットショウキ。1/150なのか(笑)? TOMIXとジオコレは後日に紹介予定。
※2022年6月17日 筆者追記…トレインボットショウキの製品は「国際的な鉄道模型の規格HOゲージサイズ」になるとのことでした。
https://tf.takaratomy.co.jp/tf_mpg/mpg-01
■さんけい♥

みにちゅあーとキットのメーカー。前回には千と千尋の神隠し「油屋」の線路側を撮り忘れた(汗)ので、ことしはその写真を載せておこう。1/150スケールのジオラマに使えそうな建物類は後日に紹介予定。
■マイクロエース

マイクロエースの既発売のNゲージ車輛群。左の上から5番目の「あいの風とやま鉄道413系とやま絵巻3両セット」は別サイト「富山と東京」へ後日に紹介予定。
右はNゲージ車輌用「薄型室内灯」。左は「マイクロスピーカーシステム」で、一応Nゲージ車輌用らしいが、「工夫しだいでは様々なホビーに応用可能」とのことだ。
■カトー♥

KATOの「ジオラマくん」をつなげたトコロ。なお、KATOは筆者的にジオラマ材料に見どころがあったので、そちらも含めて詳細は後日に紹介予定。
■ハセガワ♥

「MODEMO」はハセガワの鉄道模型ブランドで、後日に紹介予定。
■ガリバー

展示メーカー名「GULLIVER」はミニカーショップとして有名だが、展示品の中にタイニー香港路面電車を発見。
いずれも参考出品。
左タイニー二階建てバスのレイランドフリートライン。商品情報は下記URLより。
https://www.gulliver-inc.com/SHOP/ATC64972.html
右は参考出品。

南館大展示場

■京商♥

KYOSHOはラジコンのイメージが強いが、Nゲージサイズのデフォルメモデルも展示。詳細は後日に紹介予定。詳しくは下のURLにて。
https://toy.kyosho.com/ja/living-train-book
■国際貿易♥

国際貿易の「プルプラ」鉄道シリーズは、9mmゲージのレールの上をプルバックで走る車両模型。プルバックとは…下のURLにて。
https://kokusaiboeki-webshop.com/pull-plus/
ところで、前回に新発売と謳った「N700S」は生産国の影響で発売が延期になっているそうだ。
■TTC♥

ブランド名は「takeda」。こちらは後日に詳細を紹介予定。
冒頭でも記したが、出展メーカー名の末尾に「♥」が付いているブースは後日に単独で、不定期にはなるが紹介予定なので乞うご期待(笑)。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。