関東にもあった中華風(?)麺に和風つゆの駅そば

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[場所]JR中央東線・JR南武線・JR青梅線 立川駅

中華麺に和風だしというマッチングがウリの駅そばといえば、JR山陽本線姫路駅立ち食いの「えきそば」が鉄道旅好きの間では、その個性的な味わいで有名だが、首都圏でも似た中華風(?)麺の駅そばが食べられる駅がある。
さて、その駅そばがある駅だがJR中央東線・南武線・青梅線 立川駅になる。
食べられるのは「長田本庄軒エキュート立川エキナカEAST店」という店で、場所はエキュート立川(フロアマップでは2F)のラッチ内東京側跨線橋にある。

中華風(?)麺の駅そばを提供する時間帯のお店の外観で、駅そばの時間帯は外に掲出された「モーニング」の垂れ幕(タペストリー)が目印。
「長田本庄軒」と聞いてピンときた人も居ると思うが、この店は神戸長田の味「ぼっかけ」が特長の焼きそば専門店で、なので和風つゆに入っているのが黄色い麺なのも何となく頷ける。
ちなみに、焼きそばの麺は「店内自家製麺もっちり中太麺」と銘打っている。

「かけそば」320円(税込)。料理の写真はお店の方にウェブへ載せる旨の話をしてから撮っているが、実は2019年夏の撮影なので2年も経ってしまったから、覚えててくれているか定かではない(笑)。
「ぶっかけそば」320円(税込)。温or冷が選べる。
駅そばの販売時間は「モーニング」限定として平日・日・祝とも7時~9時55分と、その時間帯を狙って訪れないと食せない、プレミアム感たっぷりな存在になっている。なお、焼きそばおよび一部限定商品は10時から販売するとのことだ。

モーニングの垂れ幕のアップ。消費税増税前の撮影のため、現在とは価格が違う点にご注意を…。ということで下にアップ日時点の価格を記しておく。
朝限定メニューには、上々写真の「かけそば」「ぶっかけそば」の他に「天玉そば」470円(税込)←+ごはん100円(税込)、「すじコンそば」560円(税込)←+ごはん100円(税込)、「かけそば&すじコンカレー710円(税込)、各定食410円(税込)←味噌汁をかけそばまたはぶっかけそばに変更+200円(税込)などがある。

10時~の焼きそばタイムの時の店舗外観で、正式店名は「長田本庄軒エキュート立川エキナカEAST店」と長い。位置的には、立川駅東改札側ラッチ内のエキュートにある。写真は9時55分スギの撮影のため空いているが、焼きそばタイムになると、行列店に変貌するらしい。
通常営業時間は、モーニング後~で平日10時~20時、日祝10時~20時。
メニュー価格・営業時間は社会情勢により変更になる場合があります。
https://www.toridoll.com/stores/110307


掲載写真の一連は2019年夏の撮影で、半年後くらいに記事にしようと思っていたのですが、世の中が外出自粛のご時世になったことにより、アップが2021年11月と約2年後になってしまったため、消費税増税前の写真を使用している点をご理解いただきたくお願いいたします。

※2022年10月1日筆者追記:JR中央東線立川駅の長田本庄軒立川エキナカEAST店は2022年9月30日に閉店いたしました。

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や変更があった場合にはご容赦ください。

[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。