一見煙草だけど実はスティック粉末茶で名はChabacco(笑)

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[場所]大井川鐵道 塩郷駅・千頭駅・奥泉駅・奥大井湖上駅

静岡県の 大井川鐵道 では、県内川根本町で起業した(株)KAWANEホールディングスが企画・製作した「Chabacco(チャバコ)」の販売を4月1日から開始する。Chabaccoは煙草サイズの箱にスティックの川根本町産粉末茶が入った商品で、パッケージには大井川鐵道の車輛や鉄道に関する用具の写真がアレンジされている。
販売するのは同鐵道の塩郷駅近・千頭駅・奥泉駅・奥大井湖上駅の4駅のみで、箱デザインはその4駅それぞれに異なった4種類あり、図柄は各駅ごとの限定品になっている。
スティック粉末茶は1本あたり1グラム入りで、それが箱に8本入って、単価は600円(消費税含む)。

Chabaccoの裏側で、左から塩郷駅・千頭駅・奥泉駅・奥大井湖上駅のパッケージデザイン。ちなみに、タイトルは表側で、販売駅の並び順は同じ。画像:大井川鐵道
箱の中のお茶の種類は、4駅ともに販売される汎用Chabaccoの粉末緑茶入りと、塩郷駅近・奥泉駅・奥大井湖上駅各駅それぞれで販売される限定Chabaccoの種類の異なる粉末茶入りがある。
そのパッケージデザインは各駅ごとの1種類2,000個限定で、なくなりしだい新デザインが登場予定とのこと。
さらに、Chabaccoには、大井川鐵道の車輛写真をあしらった大鉄カードも同封されているので、それも楽しみだね。

塩郷駅(左)と奥大井湖上駅(右)の限定版パッケージデザイン。なおパッケージサイズは幅5.5cm×高さ9.8cm×奥行2.3cm。画像:大井川鐵道
限定Chabaccoのお茶の種類は、塩郷駅が粉末緑茶、奥泉駅が粉末玄米茶、奥大井湖上駅が粉末ほうじ茶をラインナップ。
発売方法は自動販売機に依る。自販機の具体的な設置場所は、塩郷駅が駅から徒歩3分の塩郷の吊り橋へ行く遊歩道、千頭駅が駅前の旧電話ボックス内、奥泉駅が待合室、奥大井湖上駅がホーム待合スペース井川寄りになる。

千頭駅(左)と奥泉駅(右)に設置の自動販売機。一見煙草の自販機に見える気もするが…。画像:大井川鐵道
あくまで個人の感想になるが、上の写真を見る限り、自動販売機が煙草用のソレに似ている気がするので、くれぐれもお間違えなきよう。まぁ当サイトの読者なら目的がChabaccoの方だろうから、それはないと思うが!!
「Chabacco」は株式会社ショータイムの登録商標です。
商品のお問い合わせ:(株)KAWANEホールディングス 0547-59-3830(平日9時~17時)

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[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。