大井川鐵道…大井川本線フリーきっぷを発売へ

「川根温泉ゆる旅フリーパス」の、いわゆる内容・仕様変更版きっぷを2024年12月26日~発売

[場所]大井川鐵道 大井川本線 金谷-川根温泉笹間渡

SL動態保存運転の老舗 大井川鐵道は、2022年(令和4年)9月23日深夜~24日未明に台風15号により大井川鐵道沿線に降った大雨の被害で 川根温泉笹間渡-千頭 間の線路が不通になっている。
なお、家山-千頭間の大井川鐵道によるバス代行運転は、2023年10月1日以後からはコレに代わり川根本町が運行するコミュニティバスが結んでいる。
同バスの運行時刻・運賃・停留所は下記URLにて。
https://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/material/files/group/18/basumappu12.pdf

「○普」を掲げた21000系。大和田-家山

「大井川本線フリーきっぷ」として新たに全国セブンイレブンにて購入できる!?

静岡県の大井川本線で現在取り扱っている「川根温泉ゆる旅フリーパス」の内容・仕様を変更、2024年12月26日(木)より『大井川本線フリーきっぷ』として発売を開始する。

SL急行かわね路号には、C10 8号機が運用に入ることが多いと思われる。神尾→福用
主な変更点は、
1. SL列車運転日版と運休日版に分けての発売。
2. 大井川鐵道オンラインショップ(ECサイト)や全国のセブンイレブン(コンビニエンスストア)での発売を開始する。
これにより、皆様のより身近から大井川鐵道乗車券へのアクセスが可能になる。

旧・近鉄特急色が大井川本線では見られる。16000系。
タイトル写真とも画像:大井川鐵道
「大井川本線フリーきっぷ」の詳細は下の図表にて。
図表:大井川鐵道
上の表内のURLからはリンクできないので、各HPへは下記URLにて。
●大鉄駅窓口の営業時間など
https://daitetsu.jp/faq/facilities-02
●大井川鐵道オンラインショップ
https://daitetsu.myshopify.com/
●RYDE PASS
https://pass.ryde-go.com/
●全国のセブンイレブン(マルチコピー機)
https://www.sej.co.jp/services/multicopy.html

上記につき「川根温泉ゆる旅フリーパス」は、2024年12月25日(水)をもって販売終了となる。

川根温泉ふれあいの泉の露天風呂から眺めた大井川第一橋梁。画像:大井川鉄道

川根温泉ホテルが温泉宿・ホテル総選挙2024でファミリー部門1位受賞

現在、大井川鉄道 川根温泉笹間渡 駅は大井川本線の暫定的な終着駅になっているが、同駅の駅近には大井川鐵道が指定管理者として指定を受け運営を行なっている川根温泉ホテルが建っている。このホテルは大井川本流に架かる大井川本線 大井川第一橋梁 を渡るSL列車を目の前に眺められる温泉宿として、世間に知れ渡っている。

大井川第一橋梁と大井川鐵道川根温泉ホテル。画像:大井川鐵道
川根温泉ホテルの屋上から眺めた大井川第一橋梁。画像:大井川鐵道
さてこの川根温泉ホテルが「温泉宿・ホテル総選挙2024」において、ファミリー部門で1位受賞を4年連続で達成した。

川根温泉ホテルの露天風呂から眺めた大井川第一橋梁。画像:大井川鉄道
詳細は下の大井川鐵道川根温泉ホテルHPのニュースリリースにて。
https://slonsen.jp/archives/3991
記念宿泊プランも上記HP内からリンクしています。

川根温泉ホテルのバイキング イメージ。画像:大井川鉄道
川根温泉ホテルのレストランはキッズメニューも充実。画像:大井川鉄道
大井川鐵道川根温泉ホテルHP
https://slonsen.jp/

■ファミリー部門:全国1位受賞を記念し一部の列車へ記念ヘッドマーク
川根温泉ホテルが、温泉宿・ホテル総選挙2024でファミリー部門:全国1位・4年連続受賞した。コレを記念して、大井川鐵道では2024年12月2日から、2024年12月31日の間に大井川本線のSL急行列車へ、2025年3月18日の間に南アルプスあぷとライン井川線を走行するアプト式列車へ、記念ヘッドマークを装着している。

温泉宿・ホテル総選挙 2024 受賞記念HM。画像:大井川鐵道
列車の詳細は下記の表にて。

図表:大井川鐵道
大井川鐵道
https://daitetsu.jp

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。


[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。