さんてつ冬の風物詩「洋風こたつ列車」の季節が到来

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「洋風こたつ列車」は宮古↔︎釜石を往復

[場所]三陸鉄道 リアス線・旧山田線区間

三陸鉄道(本社:岩手県宮古市)は2024年度冬期間の土日休日(元日はウヤ)に1日あたり、旧北リアス線区間で「こたつ列車」を1往復、旧山田線区間では「洋風こたつ列車」を1往復運転する。
せっかくなので、このシーズンは12月7日~2月24日運行の「洋風こたつ列車」と12月14日~3月23日運行の「こたつ列車」を別々に紹介させていただく。

■洋風こたつ列車
基本的に36-R形使用の「洋風こたつ列車」の運転時刻は、宮古11時05分発→釜石12時45分着・釜石13時10分発→宮古14時38分着の各片道で、途中、津軽石・陸中山田・織笠・岩手船越・大槌・鵜住居に停車する。

「洋風こたつ列車」の運転区間は 宮古-釜石。写真は宮古駅近に建つHOTEL BIG WABEから眺めた「洋風こたつ列車」に、基本的に使用される36-R形で、右が宮古駅。タイトルとも36-R形36-R1。奥は車庫に停まる「イシツブテ&いわポケモントレイン」ラッピング車輌の36-700形36-704。
「洋風こたつ列車」の運転日は2024年12月7日(土)・8日(日)・14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)・28(土)・29(日)、2025年1月4日(土)・5日(日)・11日(土)・12日(日)・13日(成人の日)・18日(土)・19日(日)・25日(土)・26日(日)、2月1日(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)・11日(建国記念の日)・15日(土)・16日(日)・22日(土)・23日(天皇誕生日)・24日(振替休日)。

36-R形36-R1+36-R2の走行シーン。田老駅の宮古方にて。撮影場所は洋風こたつ列車の運転区間外なので背景的にはイメージ。
「洋風こたつ列車」の利用料金は、全車指定席で、乗車する区間の運賃もしくは「1日フリー乗車券」などの同区間に乗車できるきっぷ+座席指定料金500円+ご希望のお弁当(選択※宮古駅・釜石駅から乗車する乗客のみ)の合算になる。※混雑時は相席となる場合がある。※少人数で1BOX(4名掛け)利用の場合はご相談ください。
お弁当の種類および料金は、宮古駅から乗車の場合…洋風こたつ御膳2,400円・宮古海鮮ちらし2,000円、釜石駅から乗車の場合カニとイクラの宝石箱2,700円・彩り浪漫弁当1,300円。

ご予約は、三陸鉄道(株)旅客営業部 0193-62-7000 (9時~17時30分) にて電話予約。乗車日の2ヶ月前の9時から受付開始。お弁当は宮古駅・釜石駅から乗車の方のみ。乗車日の2日前13時までの予約が必要。
車内では、宮古-陸中山田・釜石-宮古間では「三陸鉄道社員ガイド」が乗車案内、陸中山田-鵜住居間では「新生山田町商店街ガイド」が乗車案内、そして記念乗車証プレゼント!などの催しがある。

詳細は下記URL三陸鉄道のお知らせ「洋風こたつ列車」運行決定!にて。https://www.sanrikutetsudou.com/2024/11/11/%E3%80%8C%E6%B4%8B%E9%A2%A8%E3%81%93%E3%81%9F%E3%81%A4%E5%88%97%E8%BB%8A%E3%80%8D%E9%81%8B%E8%A1%8C%E6%B1%BA%E5%AE%9A%EF%BC%81/
都合により、「こたつ列車」のお知らせは後日にアップいたします。

■釜石にあるバス好きお勧めの場所
当記事の本題からは逸れるが、筆者が乗り物的に釜石名物と思っている「バスラーメンかわしま」というモノコックバスで営業しているラーメン店がある。

バスラーメンかわしまは、釜石駅東南東1kmほど国道45号沿いにある。背景の高架線は三陸鉄道リアス線(元JR山田線)で、右が盛方。
同店のHPがないので、詳細は下記URL「釜石ラーメンマップ」内「11」番参照。
http://kamaishi-town.com/archives/10033158.html

ここに掲載の内容はアップ日時点の情報になります。その後に状況の変化や、変更があった場合にはご容赦ください。


[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。