福島駅東口に発着する謎のバス

フロントに鍵盤が並んだ日野ポンチョの正体は!?

[場所]JR東北新幹線など 福島駅東口

鉄道ネタではないが、駅前広場ネタなので「鉄道 旅のガイド」の紹介範囲内かなと思い、JR東北新幹線・JR東北本線・JR奥羽本線・福島交通飯坂線・阿武隈急行線福島駅の東口駅前に発着する不思議なスタイルのバスを紹介させていただく。

その名は古関裕而メロディーバス

この度紹介する謎のバスの存在を発見したそもそもの切っ掛けは、JR東北新幹線など福島駅東口駅前広場を散策していた時に、下の写真のバス乗り場を見つけたことによる。

JRなど福島駅東口にある古関裕而メロディーバスの乗り場。
不思議なスタイルのバス写真と、その上には「古関裕而メロディーバス」の文字。
このバス乗り場はJR駅東口広場の一角にある。まぁ旅慣れている方ならスグに見つけられることだろう。
そして待つこと暫し、やがてこのスタイルのバスが本当に現れた。

乗り場に現れた古関裕而メロディーバス。
その後ろ側。
バス好きの方にとって、スケルトン以後のバスは、相当とんでもないスタイルをしていないとウケないと思っていたが、この「古関裕而メロディーバス」は、このスタイルにおいて、さすがに驚いていただけるだろう(笑)。

乗り場に停まる古関裕而メロディーバス。
その後ろ側。
とココまで記しておいて、そのスタイルについては、筆者はあえて感想を述べることは控えておく。
さて、ではナゼ福島市に古関裕而メロディーバスが走っているのか。
それは、福島市が古関裕而の出身地だからに他ならない。

JR東北新幹線など福島駅東口駅前にある古関裕而の銅像。
その説明板のアップ。
JRなど福島駅を降りて東口に出れば、駅前広場で古関裕而の銅像が待ち受けているし、駅前通りには、古関裕而ゆかりのモニュメントがあったりと、この地は、まさに古関裕而一色に染まっている(笑)。

東口駅前通りにある古関裕而のモニュメント。
東口駅前通りにある古関裕而のメロディーボックス!?
古関裕而メロディーバスの運行は福島交通で、車種は日野/JBUSポンチョ2DG-HX9JLCE。
変なバス(汗)ファンの方は、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
古関裕而メロディバスの詳細については下記URL参照。
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/koutsuu-seisaku/kurashi/kotsu/kotsukikan/melodybus.html

この記事は、姉妹サイトBusfan.jp掲載の同一筆者による記事からの引用手直しにより纏めています。
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[寄稿者プロフィール]
秋本敏行: のりものカメラマン
1959年生まれ。鉄道ダイヤ情報〔弘済出版社(当時)〕の1981年冬号から1988年までカメラマン・チームの一員として参加。1983年の季刊化や1987年の月刊化にも関わる。その後に旧車系の自動車雑誌やバイク雑誌の編集長などを経て、2012年よりフリー。最近の著書にKindle版『ヒマラヤの先を目指した遥かなる路線バスの旅』〔三共グラフィック〕などがある。日本国内の鉄道・軌道の旅客営業路線全線を完乗している。